どうもおはこんばんちは。ゆるっぽです。
最近急に寒くなってきましたね。明け方寒くてトイレに行きたいのに布団から出たくないよ~ってなっちゃいました。
そろそろウルトラライトダウンが恋しい時期になってまいりました。
こんな寒い時期は外に出ずにゲーム。布団にもぐって携帯ゲームでもしたい気分ですよ。
そんなわけで今回のテーマは懐かし液晶ゲームです。
11月13日に任天堂初の液晶ゲームが復活したんですが皆さん知ってましたか?
さっそく買ってみましたのでご紹介。
ジャン!
これですコレ!ゲーム&ウオッチでスーパーマリオブラザーズが遊べる『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』ですよ!
パッケージの上にあるのはAmazon限定購入特典のゲーム&ウオッチピンズです。
スーパーマリオブラザーズ生誕35周年記念で作られたようで2021年3月末までの限定販売だそうです。
ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ 公式HP
ゲーム&ウォッチってなんぞや?って方もいらっしゃると思いますが、『ゲーム&ウオッチ』とは1980年発売の任天堂開発による初の液晶型ゲーム機で、『Nintendo Switch Light』や『Nintendo 3DS』の元祖みたいな携帯ゲーム機ですね。
ゲーム&ウオッチは現在の携帯ゲーム機のようにカセットを交換して様々なゲームをプレイする事は出来ず1つの本体に1つのゲームが内臓されていました。
ゲームをしない時は時計として使うことが出来て、これが商品名の『ゲーム&ウオッチ』の由来となっています。
ゲーム&ウオッチの発売当時のCM
開封を続けていきます。
クリアケースに入っていて引き出すとゲーム&ウオッチの『ボール』の画像が現れました。いい演出ですね。いよっ!やるね!任天堂!
パッケージの裏はこんな感じ。3つのゲームと時計が入っているようですね。右端の方にある男の子のイラストが「ゲーム&ウオッチ」のイラストってこんなだったなあって思えていい感じです。
パッケージを開ける横のフタの部分にマリオとルイージのイラストと『Special thanks to you.』の文字が。いえいえ、こちらこそこんな素敵な商品作ってくれてどうもありがとう任天堂さん。
中には本体と、セーフティーガイドという紙とTYPE-CのUSBが入ってます。
昔はボタン電池だったゲーム&ウオッチが今回はなんとリチウムイオンバッテリーの充電タイプになってます。
説明書は付いていなくてQRコードがあってそこからネットで見て下さいとの事。せっかくの復活記念なんだから紙の説明書も作ってほしかったなあ。
画面の大きさは2.36インチです。バックライト液晶で夜でも明るいです。
任天堂が過去に出したゲームボーイミクロは2インチなのでそれよりも大きくて見やすくなっていますよ。
本体の裏側。あ、あれ?昔のゲーム&ウオッチは本体を立てる金属の棒みたいなのが付いていたのに今回のは付いてない。これはちょっとガッガリ。使わない時は立てて時計として置いておきたかったのになあ。
本体右側。電源ボタンとTYPE-C USB接続口がありますね。
本体左側。スピーカーが付いています。
本体には、十字ボタンとA・Bボタン。そして右上に3つのボタン。3つのボタンは上から『GAME』ボタン。『TIME』ボタン。『PAUSE/SET』ボタン。
『GAME』ボタンを押すと上の画面の様に『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』、『ボール』のゲーム選択画面が出てきますので好きなゲームを選んでプレイ出来ます。
当時は実現出来なかった8bitのファミコンのゲームをプレイする事が可能に。タイムスリップして過去の自分にこれ持ってったら驚くだろうなあ(笑)。
ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』。まんまスーパーマリオですね。
スーパーマリオと言えば、当時売り切れでなかなか買えなかったんですが、たまたま親と行ったデパートに入荷してて買ってもらう事が出来て興奮しながら家に帰った記憶があります。
ここでちょっと検証。当時ファミコンのスーパーマリオで出来た、-1面に行くことは可能なのか?試してみました。
知らない方にちょっと解説。
1-2面のゴール近くのこの土管の所で、画面の様に土管近くのブロックを残して横2マスブロックを壊します。
そして、画面の矢印のようにブロックに向かってバックジャンプをします。
成功するとブロックの中をスーッと通り抜けて画面右まで移動出来ます。
ジャンプ成功!
壁を抜けて奥のワープゾーンまで来れました。やっぱりこの裏技出来るんですね。
さて、この土管に入るとー1面にワープ出来ます。ワープした先のー1面はファミコン版のー1面か?ディスクシステム版のー1面なのか?果たして?
さあ、どっちなんだい!
ああっと!辿り着いたのはファミコン版のー1面でした。ディスクシステム版のー1面だと違うステージでー3面まで行く事が出来て楽しいんですが、ファミコン版だとこの水中ステージがずっとループして続きます。
無限ループって怖くね?
はい、という事で検証終了。先に行きましょう。
こちらはファミコンディスクシステムの『スーパーマリオブラザーズ2』。こちらもまんまです。
スーパーマリオ2と言えば、当時ゲームが1とは比べ物にならないくらい難しくなってて全然クリア出来なくて何人マリオを穴に落としたことか(笑)。
泣きながらコントローラを叩きつけたのも今ではいい思い出です。
試してみたら1-1のスタートしてすぐの無限1UPちゃんと出来ました。
今回の『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』に収録されている「スーパーマリオブラザーズ」と「スーパーマリオブラザーズ2」にはどこでもセーブの機能はついてないようですが、タイトル画面でAボタンを5秒間長押しするとゲームオーバーにならない「無限モード」など、この機種ならではのお助け機能がいくつか搭載されています。
詳しくは任天堂のホームページに載っています。
どこでもセーブは無いものの中断機能があるのでゲームの途中で電源ボタンを押してスリープモードにしても再開するとゲームがポーズされた状態になっているのでいつでも続きから再開出来ます。
さらに、ゲームの途中で時計モードにしたり別のゲームをプレイしても各々が中断された状態で記憶されているのでゲームに戻ってくると続きから再開出来ます。
例えば、スーパーマリオブラザーズの1をやっている途中で2がやりたくなってプレイしてまた1がやりたいと思って戻ると1の続きから出来ます。さらにまた2がやりたくなって2にいけばそちらも続きから出来ます。この機能すごく便利です!
さて、続いてはゲーム&ウオッチの『ボール』です。ボールを落とさないように手を動かしてキャッチするお手玉みたいなゲームですね。
当時の『ボール』のキャラクターは黒い棒人間みたいなキャラでしたが、今回はスーパーマリオブラザーズバージョンという事でキャラがマリオになっています。
今ゲームをされている若い方は「え?お手玉をずっとするだけのゲームなの?」って思うかもしれませんね(笑)。
でも当時の携帯ゲーム機といえば、こういった単純作業の繰り返しで高得点を競うものだったんです。これに夢中になってみんな何時間もゲーム&ウオッチをプレイしたものでした。
『ボール』には「GAME A」と「GAME B」という難易度の違う2種類のモードがあり、「GAME A」はボール2個、「GAME B」だとボール3個になって難しくなります。
ゲームを始める時にAボタンを5秒間長押しすると上の画像のようにキャラクターをマリオからルイージに変える事も出来ます。しかしルイージよ、なぜそんなに困り顔なんだい?(笑)。
『TIME』モードは時計。ただの時計ではなくマリオや敵キャラが画面内を動き回っています。見ていてて面白くずっと見てたら5分ぐらい経っていました。
ボタンを押すとノコノコを落としたり、パタパタを飛ばしたり出来ます。
35種類のちょっとしたイベントが起きるらしいので何時何分に何が起こるか探すのも楽しいですね。
時計モードの時に、Aボタンを5秒間長押しすると「マリオ絵描き歌」を見る事も出来ます。
マリオ絵描き歌の画面。
マリオ絵描き歌は2010年のスーパーマリオブラザーズ生誕25周年の時にNintendo DSのDSiウェア『うごくメモ帳』を使って作成された任天堂公式の絵描き歌です。
『TIME』モードの時にTIMEボタンを押すと地面が変化します。このように木のグラフィックになったり。
きのこのグラフィックになったりします。こんな風にいろんなギミックがあるといろいろ探してみたくなっちゃいますね。
『PAUSE/SET』ボタンを押すとこんな感じで音量と明るさ変更画面が出てきます。
ゲームの途中でリセットしたい時はRESET GAMEでリセットしてタイトル画面に戻る事が出来ます。
ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズの希望小売価格は4,980円+税です。
しばらくゲームをプレイしてみましたが、液晶画面は小さいですがスクロールした時の残像も無く見やすかったです。
3つのゲームモードと時計が付いてる今回のゲーム&ウオッチでしたが、個人的にはもうちょっとゲーム入れて欲しかったなというのが感想です。
せっかくのスーパーマリオブラザーズ生誕35周年記念だからゲーム&ウオッチで出てた「マリオブラザーズ」とか入れて欲しかったな。
これも面白くてずっとやってたんだよなあ。二画面で横開きのタイプでマリオとルイージを操作してベルトコンベアで流れていく荷物をトラックに乗せていくゲームなんですが知ってますかね?
あと、日本未発売のゲーム&ウオッチ版「スーパーマリオブラザーズ」もあるみたいなんですが、できればそれもプレイしてみたかったなあ。
あと、ボタンの部分がプレスチックではなく当時と同じゴムで出来てるんですよね。ゲーム&ウオッチの単純なゲームだといいんですが今回はスーパーマリオも入っているのでずっと使ってたら昔のファミコンのようにボタンが凹んで戻らなくなったり取れちゃったりしそうで不安な所もありますね。
コレクターズアイテム的な所もあるのでそんなにがっつりプレイするように出来てないのかもしれませんけど。
でも私はゲームをクリアしたらボーナスで隠されたシークレットゲームが出て来るんじゃないかと期待をして頑張ってプレイしてみますよ!
いや~ゲーム&ウオッチをプレイしてとってもノスタルジックな気分なんですが、今回もうひとつあるんですよ。
ゲームテックが1996年に発売したキーホルダー型携帯液晶ゲーム機「みに・テトリン」を覚えていますか?
そのテトリンが今年10月8日に復活しました。
ニン!
これですコレ!覚えている人いますでしょうか?
カラーバリエーションは6色あって、クリアブラック、クリアピンク、クリア、グレー、クリアブルー、イエローがありました。
私は見た目がゲームボーイっぽいグレーを選びました(笑)。でも、みんな考える事は同じみたいでグレーが一番売れてました。
今回復活したのはテトリス公式ライセンス商品なので「テトリスミニ」という名前になっていてちゃんと名前がテトリスになっています。
1996年発売当時はテトリス非公認商品だったので「みに・テトリン」という名前で販売されていました。
8種類のテトリスタイプのブロックゲームが収録されたものでした。
当時『みに・テトリン』は『たまごっち』と並んでミニゲームブームの立役者の一人で、大ブームを起こしました。
『みに・テトリン』、そして特に『たまごっち』は社会現象になり爆発的な人気を誇りどこに行っても品切れで買えない状態が続きました。
『みに・テトリン』はその後、テトリスタイプのブロックゲーム55種類が収録された『テトリン55』を販売しましたが、『テトリス』の商標権をめぐり裁判となりゲームの名称を『テトリン55』から『ピコリン55』に変更してブームが去るまで製造・販売を続けました。
ちなみに「みに・テトリン」のブームを受けてヒロから発売された『テトリスJr.』、『テトリスJr.2』は『みに・テトリン』とは別物ですが、こちらはテトリスから公式にライセンスを取得している商品でした。
『みに・テトリン』が大ヒットした事により、出所不明のデッドコピー品や同タイプの亜種が登場しブーム末期までアーケードのプライズ商品やガチャポンの景品として使われました。
同タイプの亜種は現在でもたまにアーケードのプライズ商品やガチャポンの景品で見かける事がありますね。
ちょっと解説が長くなってしまいましたが今回の『テトリスミニ』に戻ります。
『みに・テトリン』時代はボタン電池でしたが、『テトリスミニ』はなんとリチウムイオンバッテリーの充電タイプです!
キーホルダー型の液晶ゲーム機で充電タイプは初なんじゃないでしょうか?消費電力が僅かなので電池もめちゃくちゃ長持ちします。
しかし充電ケーブルは付属されていませんので充電する場合はTYPE-BのUSB充電ケーブルが必要になります。
『ON/PAUSE』ボタン長押しで電源が入ります。あとは『MODE』ボタンを押すごとにゲームモードを変えられます。
ゲームモードは全部で3つ。ひたすらテトリミノを積んでラインを消してハイスコアを競う『マラソンモード』、20ライン消すまでのタイムを競う『20ラインモード』、2分間の間に何ライン消す事が出来るかを競う『ウルトラモード』です。
テトリス公式ライセンス商品 テトリスミニ
テトリスミニ 専用HP
http://gametech.co.jp/collaborate/tetris/index.html
『LEFT』『RIGHT』ボタンで左右移動、『下(MODE)』ボタンで一気に下まで落下。下移動はボタンで1マスずつの移動が出来ないので落下して落ちていくのを待つ必要があります。
あれえ?昔もこの仕様だったかなあ?昔は下ボタンで1マスずつ進めたような気がしたんですが20年以上前なので覚えていません。
回転は『ROTATE』ボタンで右周り回転しかありません。
8×12のマスもそのまま、当時も思ってましたがこれけっこう狭くて上手くテトリミノを置いていかないとすぐ上まで積み上がっちゃうから難しいんですよね。
現在のテトリスにあるようなテトリミノをキープ出来る『ホールド』の機能や下に落とした時の着地位置が分かる『ゴーストブロック』などの表示はありません。
T字のテトリミノを回転して入れるT-Spinは可能です。
ゲームを始めた時のお馴染みのテトリスの音楽がちょっと流れるのも当時と同じですね!
ブロック動かしたときのピコピコ音、そしてラインを消した時の「ダーン!」という効果音、ゲームオーバーの音楽を聴いて「あ~こんな音だった懐かしいな~」という気分になりました。
ゲームの音ひとつでもあの当時の思い出がよみがえってきて何ともノスタルジックな気分になりますね。
昔面白かったものは今やっても面白い。最高の暇つぶしになりますね。高得点目指して久しぶりに時間が経つのも忘れてプレイしちゃいました。
テトリスミニ懐かしかったんですけど、テトリス公認になっただけあって昔とモードが変わってしまったのがちょっと残念かもしれないです。
今回は3種類のモードですが昔は8種類のモードがあってお邪魔ブロックが配置されているのを消していくモードがあったと思うんですけどあのモード好きだったからやりたかったんですけどね~。
さて、いかがでしたか?80年代や90年代に流行った液晶ゲームが続けて復活してきて嬉しい限りです。
私は今回買うのを見合わせてしまったんですが、セガの『ゲームギアミクロ』もちょっと前発売されましたよね。
ほかにもキーホルダー型のゲームいっぱい発売されていたんでほかのメーカーもどんどん復刻してくれないかなあ?
任天堂もゲーム&ウオッチ発売したから今度はゲームボーイミニとか出してくれたら嬉しいんだけどなあ。
それか、今回のゲーム&ウオッチを流用してゲーム&ウオッチのゲームをいっぱい収録したものとか出してくれませんかね?
どんどん夢が膨らんで行っちゃいます。
それではみなさん、今日はこのへんで。
テトリスミニの希望小売価格は1,500円+税です。