どうも、おはこんばんちは。ゆるっぽです。
最近めっきり寒くなりましたね。自販機のおしるこドリンクやコーンスープが恋しくなる季節ですがいかがお過ごしでしょうか?
12月7日はあの映画の記念日なんですよ~!皆さん知ってましたか~!
今から35年前の1985年12月7日は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が日本で公開された日なんです!!
主人公マーティがタイムマシンのデロリアンに乗って大冒険するSFアドベンチャー映画です。
日本での興行収入60億9000万円!そして世界興行収入は何と389億円!!の大ヒット映画なんですよ~!
公開当時は全米で『フューチャー現象』と呼ばれる現象が起きるほどブームになりました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーはPart3まで制作されましたが、映画の続編はヒットしないというジンクスを打ち破って成功を収めた映画でもあるのです。
この映画を初めて知ったのはフジテレビで当時やっていた『ゴールデン映画劇場』で放送された時でした。
この時録画したビデオをテープが擦り切れてしまうほど観ました。おそらく100回、いや多分それ以上は観ています。
『ゴールデン映画劇場』で放送されたビデオを何度も観たため、吹き替えはマーティ役が織田裕二、ドク役が三宅裕司の声でないとしっくりこないほどです。
後にビデオ版やDVD版やブルーレイ版を買いましたが吹き替えは織田裕二と三宅裕司のフジテレビ版は収録されずにいつも残念な思いをしています。いつかフジテレビ版収録されないかなあ?
今年はバック・トゥ・ザ・フューチャー35周年で4KウルトラHD版+ブルーレイ版が発売されました。
こちらにはBSジャパンの宮川一朗太版吹き替えが新しく追加されましたが、フジテレビ版は今回も収録されませんでした。残念。
さらに35周年を記念して映画の吹き替え版が現在公開されているそうです。大スクリーンで観たい方はこの機会にぜひ映画館へ行ってみてはいかがでしょうか?
さて、バック・トゥ・ザ・フューチャー大好き人間の私が映画を観て発見したり、メイキングやネットで調べて見つけたトリビアを今回紹介したいと思います。
これを見たら久しぶりにバック・トゥ・ザ・フューチャーが観たくなっちゃうかも知れませんね。
長くなりますので今回はPart1のトリビアだけにしたいと思いまして、Part2とPart3のトリビアはまた次の機会にします。
それではPart1のトリビアをどうぞ!!
※今回のトリビアは壮大なネタバレになりますので、まだ映画をご覧になっていない方はご注意ください!
『トリビアの中で出て来るBTTFとはバック・トゥ・ザ・フューチャーの略です。』
【あの有名なキャッチコピーはBTTFからだった!】
映画の予告編で「全米No.1ヒット」というキャッチコピーはBTTFで初めて使われたそうです。
映画の内容を説明するのが当たり前だった映画の告知コピーですが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』があまりにも大ヒットしたために、映画の箔を付けるために初めて使われたキャッチコピーだったそうです。
【マイケル・J・フォックスはBTTFの人気を知らなかった】
マイケル・J・フォックスは当時ドラマの仕事が忙しすぎてBTTFの事をあまり覚えていませんでした。
ドラマ撮影でイギリスに来ていた際エージェントから電話が掛かってきて「映画が大ヒットしてとんでもない事になっている」と言われてもいまいちピンと来ていなかったそうです。
しかし、イギリスからアメリカに帰って来たら映画が空前の大ヒットになってBTTFブームが起こってとんでもない事になっている事を知ってびっくりしたそうです。
【BTTFの企画は断られまくっていた】
BTTFを制作するために企画書をコロンビアピクチャーズやディズニーなどのメジャーなスタジオに持って行ったが40回以上断られていたそうです。
特にディズニーの幹部からはタイムスリップしたマーティと若い頃の母親とのキスシーンが「これは近親相関じゃないか?」と捉えられて怒られてしまったようです。
【幻のマーティ役が存在した】
マーティ役はマイケルJフォックスに一度断られていて代役としてエリック・ストルツが選ばれています。
しかし撮影開始6週間後に降板させられてしまいました。理由はBTTFのコミカルな雰囲気とエリックの演技の雰囲気が合わなかったためです。
そしてやっぱりマーティ役はマイケル・J・フォックス以外にいないという事で再度出演を申し込み、メインでやっているドラマを優先させてくれるならという条件で出演をOKしました。
エリック版のBTTFは全体の1/3程度撮り終えていたらしく、25周年・30周年・35周年記念でそれぞれ発売されたBOXセットには、ほんの数カットではありますが特典として映像が収録されています。
ちなみにBTTFでは1カットだけエリックのシーンが使われていてテロリストの隙をついてマーティがデロリアンに飛び込む瞬間がエリックだそう。
【マーティ役を断った俳優がいた】
降板させられてしまったエリック・ストルツですが、エリックの他にも「ベスト・キッド」の主人公で有名なラルフ・マッチォにマーティ役をオファーしていたそうですがラルフは出演を断ったそうです。大ヒット映画だったのにもったいないですね。
【マーティ役のオーディションに参加した若き頃のスター達】
マイケル・J・フォックスの起用を断念せざるを得ず、主役オーディションが行われました。スティーブンスピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督の作品だという事でオーディションには後に大スターになる俳優も参加していました。
その中にはジョニー・デップもいたんだそうです。審査に当たった脚本のボブ・ゲイルは当時のメモを見返して驚いたそうですがジョニー・デップをオーディションした記憶は残っていなかったそうです。
ジョニー・デップのほかにもジョン・キューザック、チャーリー・シーン、C・トーマス・ハウエルなどもオーディションに参加していました。
【配役が変わった事で生まれた演出】
もともと最初は長身のエリック・ストルツと長身のクリストファー・ロイドで撮影していたため背の低いマイケル・J・フォックスに変わった時に身長差が出来てしまい撮り直しにスタッフは苦労したそう。
ドクとマーティが画面奥や手前にいったりきたりして会話をするシーンがありますが、あの演出は身長差がある二人を遠近法を使って身長差を感じさせないためだそうです。
【ドク役の候補はほかにもいた】
ドク役はオーディションの結果、クリストファーロイドに決まりましたがほかにも様々な候補者がいました。ジョン・リスゴーやダドリー・ムーアやジェフ・ゴールドブラムなどです。どの方もみんな大物ですね。
【大統領のお気に入り】
アメリカ合衆国40代大統領のロナルド・レーガンはBTTFの大ファンなんだそうです。
劇中でマーティが1955年のドクに1985年の「大統領は誰か?」と聞かれ「ロナルド・レーガン」と答えると「俳優の?じゃあ副大統領はジュリー・ルイスか?ファーストレディーはジェーン・ワイマンか?」などと馬鹿にして信じない場面があります。
このシーンを「レーガン批判」だという人もいましたが、当の大統領はこの場面がお気に入りなんだそうで、官邸でBTTFを観ていてこのシーンを見た時は大笑いし、シーンを巻き戻させたという逸話が残っています。
その噂を制作側が聞きつけ続編の出演オファーをしたそうですがスケジュールが合わず残念ながら実現しませんでした。
ちなみに1955年のヒル・バレーの街では俳優時代の出演作品のポスターが出て来ます。
さらにロナルド・レーガンは1986年年頭の一般教書演説で、part1のドクのラストのセリフを引用して次のように述べています。
「さて、今夜、私はアメリカよりも若い世代の皆さんに率直に申し上げたい。なぜなら、あなたがたこそ我々の合衆国の将来を担っているからです。
(中略)
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で述べられるように、我々がこれから行こうとする場所には、道など必要ないのです。」
【マーティとドクが知り合ったエピソード】
年齢が離れたマーティとドクがパート1からすでに仲が良かったですが、仲が良くなるまでの話は脚本家のボブゲイルがちゃんと用意しています。
13、14歳の時に興味本位でドクの実験室にマーティは忍び込んでいて、そこにあるクールな品やドクの人柄に魅了されます。そして自身の科学の才能を認めてくれたのが嬉しかったドク。それ以来二人は友達になってマーティは週に何日か実験室で助手としてアルバイトしていました。しかし仕事はほとんどが犬の世話係でした。
【ドクの倉庫にある時計の秘密】
1は時計が並んでいるドクの倉庫から始まりますが、その時計の一つに人形が針にぶら下がっているものがあります。それは1955年のドクが時計台にぶら下がる終盤のシーンを連想させます。
この時計ぶら下がりシーンは元ネタがあり、ハロルドロイドの無声映画「ロイドの要心無用」からインスピレーションを受けて使われました。
【ドクの倉庫にあるアンプの秘密】
ドクの倉庫にあるアンプでギターを弾こうとしたシーンのアンプの最初にキーを差し込んだ部分には「CRM114」と書かれていますが、これはスタンリーキューブリックの映画「Dr.Strangelove」の影響であると言われています。
「CRM114」は他にもスタートレックやメンインブラック3などで出現しているコードです。
【マーティのサングラス】
ポスターデザインや予告編のイメージでマーティが劇中でレイバンのサングラスをしているイメージが強いのですが、実はレイバンのサングラスをしているのは冒頭の大音響でギターを弾いてスピーカーが壊れて吹き飛ばされるシーンのみです。
監督のロバート・ゼメキスはサングラスの反射でスタッフが写り込んでしまうので本当は使用したく無かったのですが、タイアップのため仕方なく1シーンだけ使ったんだそうです。
【高校の壁の落書きの秘密】
マーティが高校に到着したときに「BOB」という落書きが壁に書かれています。これはロバート・ゼメキス監督と脚本担当のボブ・ゲイルの愛称を書いたものなんだそうです。ちなみに2人は大学時代の同級生だそうです。
【カメオ出演】
マーティがバンドのオーディションで披露した曲は「Power of love」ですが、その演奏に「音が大きすぎる」とダメ出しをした教師役を演じたのは歌を実際に歌っているヒューイ・ルイス本人です。
【歴史が変わった時計塔】
マーティが1955年にタイムスリップする前の1985年では時計塔は時間が止まっているだけでした。
しかし、1955年のドクがマーティを未来に帰す過程で時計台の足場を壊してしまいます。
するとその後、1985年に戻った時には時計塔の足場が壊れたままの状態になっています。
【電話番号の秘密】
時計塔の前でマーティがジェニファーと別れるシーン。チラシの裏に書かれた電話番号は「555-4823」。この555という局番は架空のものであり映画やドラマなどで電話番号を言ったり書いたりする時は大抵この番号が使われるそうです。
【ショッピングモールの都市伝説】
1985年にマーティがドクと実験の待ち合わせ場所に来た時のモールの名前は「ツインパインズモール」でした。
しかし、マーティが1955年にタイムスリップした先でこの場所に存在していたピーボディ家の2本の松の木の1本を折ってしまいます。
その後、1985年に戻ると「ツインパインズモール」だったモール名は「ローンパインモール」に変わっています。
マーティが過去で2本あった松の木の1本を折ってしまった事で未来が変わってしまいました。ショッピングモールの名前が変わっただけの小さな事ですが、このようなちょっとした出来事でも影響が出てしまうんですね。
「ツインパインズモール」から「ローンパインモール」に変わったこのシーン。実はワールドトレードセンターの9.11事件の暗示だという都市伝説があります。
ひとつはツインタワーだったビルが現在一本のタワーになってしまった事。そしてもうひとつは、モールの看板についている時計が「ツインパインズモール」のシーンで『1:16』と表示されているのですが、それをひっくり返してみると『911』になるためです。
【デロリアンは車の名前では無い?】
デロリアンは実は会社名で車種名は「DMC-12」。しかしデロリアン社の車はあまり売れずに破産してしまって「DMC-12」の1車種しか作れなかったため、DMC-12=デロリアンになってしまいデロリアンの名前で浸透してしまいました。
【デロリアンのナンバープレート】
デロリアンのナンバープレートには「OUT A TIME」と書かれていますが、これは「時間を越える」という意味でタイムマシーンであるデロリアンにピッタリのナンバープレートであると言えます。
【タイムマシンは最初は車では無かった】
タイムマシンはデロリアンではなく小型の冷蔵庫を使う予定でした。しかし映画を見た子供達が真似して閉じ込められたら危ないという事で変更する事になりました。そしてタイムマシーンは動ける方がいいと言う事になり、デロリアンが採用されました。
【フォードからの売り込み】
タイムマシンはデロリアンを使う事が決まっていましたが、フォード社からマスタングの売り込みがあってマスタングを使ってくれたら報酬で7万5000ドル(現在の価値だと17万ドル)出すと言われましたが「ドクはマスタングに乗りそうにないのでお断りします」と言って断ったそうです。
【ドクのペットは猿にする予定だった】
ドクのペットは本当はチンパンジーにする予定でしたが調教などが難しいために断念して犬のアインシュタインに変更されました。
【デロリアンのデジタル表示】
デロリアンの内部にあるデジタル表示は赤・緑・黄色に配色されています。
これは1960年の映画「タイムマシン」の配色からのオマージュであると考えられています。
【試写会で一カ所だけ起きたブーイング】
映画の試写会でブーイングが起こったシーンが一カ所だけあったそうで、それはドクが愛犬のアインシュタインをタイムトラベルの実験に使ったシーン。
完成してるかわからないタイムマシーンに乗せて未来に送ったため観客は車が煙を上げて炎のタイヤ痕を残して消えてしまった時は犬を殺してしまったと勘違いしてしまったんだそうです。
【遭遇したカカシの秘密】
マーティが1955年にタイムトラベルした際に最初に遭遇したのがカカシですが、「オズの魔法使い」でドロシーが最初に出会ったのもカカシであるため、そのオマージュである可能性があると考えられています。
【同一人物だと思われていた二人】
マーティが1955年にタイムトラベルした際、ヒル・バレーの街の中をレッド・トマス市長の再選を求める選挙カーが街を走っていました。
そしてマーティが1985年に戻った際、ベンチに横たわっているホームレスを見て「レッド」と呟きます。この時「レッド」と呟いたのはマイケルのアドリブだったそうなので、真相は不明ですが1955年のレッド・トマス市長と1985年のホームレスは同一人物の可能性があるという説がありました。
しかし制作サイドはこの説を完全に否定しています。二人は似ていますが、レッド・トマス市長の写真の人物とホームレスのレッドを演じている俳優は別人だそうです。(レッド・トマス市長の写真は美術スタッフの写真を使っているそうです)。
【ヒル・バレーの街中に次元転移装置!?】
ドクがトイレで転んで頭をぶつけた際に思いついた次元転移装置があります。この発想のおかげでタイムトラベルが可能になりました。
この次元転移装置の形ですが、タイムスリップした1955年のヒル・バレーの街の時計塔の前の道路が次元転移装置と同じY字形に見えます。
もしかしたらドクは1955年に見ていたこの時計塔の前の道路の景色も次元転移装置を思いついた時に思い浮かんだのかも知れません。ちなみに1985年では時計塔の前の道路は駐車場になっているようです。
【マーティとペプシフリー】
マーティは1955年にタイムトラベルした際、カフェに入り砂糖抜きの「ペプシフリー」を注文しますが、その時代にはその飲み物が存在しないので店員が「フリー」を無料だと勘違いして話が噛み合わないというシーンがあります。
劇中1985年のマーティは度々「ペプシフリー」を飲んでいるシーンがあり「ペプシフリー」が好きだという伏線が張られています。
【ビフにはモデルがいる】
ビフのモデルは何と現在のアメリカ合衆国45代大統領ドナルド・トランプだそうです。
当時ドナルド・トランプは不動産事業を行っていました。ドナルド・トランプネタはBTTFPart2のトリビアにも出てきますのでお楽しみに。
ビフ役を演じている俳優はトーマス・F・ウィルソンですが、どことなくドナルド・トランプと似ていますね。
【ビフにはほかにも候補がいた】
ティム・ロビンスがビフの候補にあがっていました。
【ビフの仲間の秘密】
タイタニックでローズのフィアンセ役のキャルを演じたビリー・ゼインはBTTFが初の映画デビュー作でした。
ビフが引き連れている仲間の1人を演じていました。
一番右が若き頃のビリー・ゼイン。ちなみに一番左にいるスキンヘッドの俳優がビフ役をやる予定だったのですが、元々マーティ役だったエリック・ストルツが長身で身長差が出るため、さらに長身のトーマス・F・ウィルソンがビフ役に選ばれました。
マイケル・J・フォックスに変わった後もビフ役に変更はありませんでしたが、もし初めからマーティ役がマイケル・J・フォックスだったとしたらトーマス・F・ウィルソンがビフ役に選ばれる事はなかっただろうと後にスタッフは語っています。
【ドクの家の過去と現在】
劇中冒頭にドクの倉庫にあった新聞記事にはブラウンの屋敷が全焼したという内容が書かれています。
マーティが倉庫を出る時フェンスに「1646」というプレートが見えます。
しかし1955年のドクの家では「1640」というプレートが確認出来るためドクは火事が原因で住所を移したという事が分かります。
ドクが1955年にマーティを元の時代に送り返すためのシュミレーションを行っているシーンで火がついたおもちゃの車がゴミに衝突して火災が発生しますがドクはそれに水をかけ鎮火しています。
このことからドクは実験でよく火災を起こしていた事が想像出来ます。
【間違いから生まれた単位】
デロリアンでタイムトラベルするには1.21ジゴワットの電力が必要だと劇中で言っていますが実際にジゴワットという単位は存在しません。これは脚本家のボブ・ゲイルが「gigawatt(ギガワット)」の綴りを「jigowatt」と間違えて脚本に書いてしまった事で誕生してしまった架空の単位になっています。
ちなみにデロリアンのタイムトラベルの実験で愛犬が送られた時刻は1時21分で、ここでも121という数字が使われいます。
【宇宙人と惑星の名前のパロディ】
マーティが1955年で宇宙人に扮し、父親のジョージへ自分が宇宙人だと信じ込ませるためにポータブルカセットプレーヤーを使ってジョージの耳に大音量の音楽を流すシーンがあります。
そこでのセリフ「我が名はダース・ベイダー。バルカン星からやってきた宇宙人だ。」ですが、『ダース・ベイダー』はスター・ウォーズ、『バルカン星』はスタートレックから取っているパロディです。
ちなみにこの時使った音楽は「エディ・ヴァン・ヘイレン」が1984年のコメディ映画『ワイルドライフ』用に書き下ろした楽曲のひとつで、曲名は「Out The Window」です。
【脚本家ボブ・ゲイルが後悔しているシーン】
バックトゥザフューチャーの脚本を担当したボブ・ゲイル。彼はこの作品を見るたびに落ち込んでしまうシーンがあるそうです。
そのシーンとは映画の終盤の魅惑の深海パーティーでマーティの存在が消えかけた時に、彼が手を見るシーン。
よく見るとこのシーンで手に穴が開いてしまっているのですが、本当はこんな風になるはずじゃなかったとボブ・ゲイルは語っています。締め切りに追われていて特殊効果を完璧に仕上げる時間がなかったために起こってしまったんだそうです。
【ギター演奏は吹き替えだった】
マーティが1955年でギターを演奏するシーンは実は歌もギターも吹き替えられています。しかし、もともとバンド経験があったマイケルはギターの指の動きが正確だったため引いてる音や仕草に違和感を感じなかったそうです。
【映画館の上映タイトルの秘密】
マーティが1985年に戻る際、映画館が映り込みそこの看板には「Atomic Kid」と書かれています。
「Atomic Kid」は、主人公が核実験に巻き込まれ生き延びる1954年に実際に公開された映画です。デロリアンの燃料がプルトニウムである事からマーティも核実験に巻き込まれたと言えるので「Atomic Kid」と「BTTF」がリンクしています。
【怒りのスポンサー】
映画製作にあたり、「コカ・コーラ カンパニー」、「ペプシコ」、「テキサコ」など多くのスポンサーとのタイアップがなされました。
しかし、「カルフォルニアレーズン協会」は扱いが酷いと激怒してしまいました。
理由は自社製品のロゴがホームレスのレッドが寝ているベンチに描かれていただけだったからだそうです。
協会から訴えると脅されたため、スポンサー料の5万ドルを返金する事になりました。
【マーティを未来に帰す方法は当初の予定では別の方法だった】
当初マーティを未来に送り返すための方法は落雷ではなく核エネルギーにする予定だったそうです。
マーティがネバダの核実験場に侵入してドクは離れた山からトランシーバーで指示を出しデロリアンは核爆発のエネルギーによってタイムスリップし帰還すると爆心地に着くというとんでもない設定でした。
しかし、予算の都合によりネバダの撮影を諦めて落雷のエネルギーを使う方法に変更されました。
【映画のラストはアンハッピーエンドの脚本もあった】
映画のアンハッピーエンドバージョンも考えられていました。核戦争が起きてしまうや未来に絶望したマーティが自殺してしまうなど。
【ビデオカセット版とテレビ放映時にだけ表示されたラストのロゴ】
過去にビデオ版やテレビ放送では映画の終わりに「TO BE CONTINUED」とロゴが表示されていたのですが、これは映画公開の際には表示されていませんでした。DVD版やブルーレイ版も表示されません。
当時は、映画の続編を作る気はまったくなく、この文字を入れたのは続編があると言う意味ではなく彼らの物語は続いていく的な意味で入れられていました。
しかし、このロゴを見たファンから「続編は作られるのか?」という電話が殺到してしまいます。主演のマイケル・J・フォックスもこの事実を知らずに確認したほどです。
このロゴの反響があまりにも大きかったため続編を作る事が決定されました。
いかがでしたでしょうか?バック・トゥ・ザ・フューチャーpart1のトリビア。
知っているトリビアはいくつあったでしょうか?今回のトリビアを観て気になった方は映画を観直して確認してみるのも楽しいと思います。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは3部作なのでpart2とpart3のトリビア集の記事もいずれ書きたいと思います!
それではみなさん、今日はこのへんで。