今日は何の日?
8月17日はパイナップルの日
株式会社ドールが制定。
「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」の語呂合わせから、この日が記念日とされています。
また、この日とは別に、沖縄県・農林水産省などが、8月1日を「パインの日」と定め、8月1日~31日までの1ヶ月間を「パイン消費拡大月間」に制定しています。
パイナップルは熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草です。
多年草とは複数年に渡って生存する植物の事です。
実を収穫後、根茎から再び芽を出し、これが成長すると先端部に結実します。
収穫ごとに実が小さくなっていくため、収穫出来るのは3年ほどだそうです。
一般に果実と思われている部分は主に、花托という、花を支える部分が多数集まったもので、真の果実にあたる部分は表面の「うろこ」の部分なんだそうです。
パイナップルは単にパインと呼ばれる事もあるほか、和名では鳳梨(ほうり)と呼ばれます。
また、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともあります。
「パイナップル」(pineapple)という名前は、本来は松(pine)の果実(apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指すものでしたが、これが18世紀頃に似た外見を持つ本種の果実に転用されて現在に至っています。
英語のappleというのは、かつては「リンゴ以外をも含む果実一般」を指すものとしても用いられていました。
パイナップルの原産地はブラジル、パラナ川とパラグアイ川の流域地方の先住民により、果実として栽培化されたものです。
15世紀末、ヨーロッパ人が新大陸へ到着した時は、既に新世界の各地に広がり、栽培されていました。
クリストファー・コロンブスの第2次探検隊が1493年11月4日、西インド諸島のグアドループ島で発見してからは急速に他の大陸に伝わっていきました。
1513年にはスペイン、次いでアフリカ、アジアの熱帯地方、インドへ伝わっていきました。
1558年にフィリピン、1599年にはジャワに伝わり広く普及して行きました。
そして、1605年にマカオ、福建省を経て、1650年に台湾に導入されました。
日本には1830年東京の小笠原諸島・父島に初めて植えられましたが、1845年にオランダ船が長崎へもたらしたという記録もあるそうです。