今日は何の日?
10月16日は食糧デー
国連食糧農業機関(FAO)が1981年に制定しました。
国際デーの一つで、発展途上国の人々が食糧不足で苦しまないためにはどうすればいいか考える日です。
国連食糧農業機関(FAO)は第二次世界大戦中に設置された連合国食糧農業会議を基に、1905年以来の万国農業協会を引き継いで1945年10月16日に設置されました。
国連食糧農業機関(FAO)が設置されたのが、10月16日なので、この日を記念日としています。
設立目的は、「人々が健全で活発な生活をおくるために十分な量・質の食料への定期的アクセスを確保し、すべての人々の食料安全保障を達成する」ことです。
最高機関は全加盟国で構成される総会で、理事会は総会で構成されます。
本部はローマである。日本は1951年に加盟した。2014年2月現在、194ヶ国と欧州連合、及び2つの地域が参加しています。
ロゴにも入っているfiat panisはこの機関のモットーで、ラテン語で「人々に食べ物あれ」という意味を持ちます。
主にその活動は先進国と発展途上国の両方で行われ、国際的な農業水産林業に関する政策提言および協議をする際に各国が公平に話し合えるプラットホームとしての役割も果たしています。
国際連合食糧農業機関(FAO) は、他にも知識と情報を蓄積する役割も担っており、発展途上国が農業水産林業分野で技術改善を進めて、その結果として発展途上国の一般市民がより栄養価の高い食物を入手できる手伝いをしています。
近年は食糧安全保障を重要課題として掲げ、様々な国際的な調査に基づき、世界各国の農林水産業への勧告などを行ってもいます。