今日は何の日?
10月9日は塾の日
「10(じゅ)と9(く)」の語呂合わせから、全国学習塾協会が1988年に制定しました。
同協会は、学習塾を正しく認識してもらい、学習塾の声を社会に反映させることを目的にしています。
1988年は同協会が設立された年です。
塾とは、学者や知識人が自分の自宅で個人的に教えたもので、既に日本では平安時代から大学寮などで教える学者が自宅で別途弟子を採ったものを、家塾と呼びました。
主として江戸時代末期、儒学から医学、兵学、蘭学など、学者が自宅に生徒を集めて教えたもので、私塾ともいいます。
今日の初等教育に当たる読み書き算盤を教えたものは、寺子屋としてこれとは区別します。
歴史的な以上のものから派生して、今日、学校の外で補習や進学準備のために子供たちが通う学習塾など。
高校、大学の名称になった塾。明徳義塾、津田塾大学、慶應義塾大学など。
子供や若者を対象にした上記の塾の精神を引き継ぎ、有為の人材を育成するインフォーマルな教育の場にもしばしば塾の名前が用いられます。
次代の商工業者、農業者、技術者の育成、引きこもりの支援、NPOなどの人材開発など。例えば、松下政経塾、一新塾、小沢一郎政治塾など。
塾にもいろいろありますが、現在の日本では一般に「塾」というと学習塾を指すことが多いです。