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ミニファミコン「じゃない方」のレトロビットジェネレーションの感想

往年の名作ゲームがな、なんと!80個も内臓されたゲーム機「レトロビットジェネレーション」

しかしその実態は、アイレムとジャレコと謎の海外メーカーしか入ってなかったと以前ブログでお伝えしましたね。(あとちょびっとだけデーターイーストも入ってました)

 

アイレムとジャレコだらけだったと言いましたけど、むしろアイレムとジャレコが豊富な割り切った収録内容のこのゲーム機にハートを鷲掴みにされて購入したんですけどね。

ちなみにゲーム収録タイトルはこんな感じでした。

 

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追記:レトロビットジェネレーションは海外版もありまして、日本版とは違い100個ほどゲームが収録されていて、しかも海外版はカプコンのゲームが収録されているんです。

アーケード版のキャプテンコマンドーとか大魔界村とか入っているんですよ!ズルくないですか?なぜ日本版はカットされとるんじゃ~!

 海外版についての話題は今度触れたいと思います。

 

 

前回は箱と本体の紹介と「アイレムとジャレコ」の連呼で力尽きてしまったので、今回はゲーム機のシステム設定なんかを紹介したいと思います。

 

 

まず電源を入れるとレトロビットジェネレーションとロゴが出たあとにゲーム選択画面になります。

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ミニファミコンと違いかなりシンプルなゲーム選択画面になっています。ゲームタイトルの横にゲーム画像が表示されてどんなゲームか分かりやすいです。

一番下のゲームタイトルがはみ出しちゃってます(笑)。スクロールさせると直るので問題無しです。

 

 

ゲームを選択するとこんな画面に。

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なんとも中華な雰囲気の文体ですね。昔、ちゅうかなぱいぱいって特撮テレビ番組ありましたよね。全然関係ないんですけど。小沢なつきさん好きだったのに何であんな事に。まあ、それは置いときまして・・・

 

「ゲームをスタート」で初めからプレイ。

「進捗ロード」でロード選択画面へ。ゲームはいつでも好きな時にセーブが出来るのでロードする場合はこちらからですね。

「再生設置」はオプション画面へ移動します。「終了」で前画面に戻ります。

 

このゲーム機、どこでもセーブが1つのゲームにつき3つまでセーブ出来るんですが、SDメモリーカードがあればさらに3つ追加で6個までセーブ出来るようになるそうです。ゲーム追加用のメモリーカードでも発売するのかと思ってたら違いました。

 

 

で、オプション画面がこちら。

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「音出力」でサウンドのオン・オフ。

「キー配置」でボタン入力を自由に割り当てられます。なぜか、ファミコンのボタン設定がAとBが逆に割り当てられているんですが、ここで変更出来るので安心です。

「表示モデル」はゲーム画面表示方法を「スケール」「全画面表示」「原寸」の3タイプの中から選べます。

「詳細情報」は何かバージョンが書いてあるんですけど、もしかしてソフトのアップデートとかあるんでしょうかね?謎です。

 

 「表示モデル」の3タイプはこんな感じ。

「スケール」は上下ジャストフィットで左右に余黒が出るタイプ。

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「全画面表示」は画像を引き伸ばして全体表示になります。

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「原寸」はそのまま原寸表示ですね。

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ゲームプレイ中に設定画面にすると、こんな画面に。

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「ゲームに戻ります」でゲームに戻ります。ここで上の「ゲームをスタート」を選んでしまうとゲームタイトルに戻ってしまうので注意です。

「進捗を保存します」で途中セーブが出来ます。「進捗ロード」で途中セーブをロード出来ます。

「再生設置」は説明したので飛ばしまして、「終了」でゲームタイトル選択画面に戻ります。

 

 

さて、ざっとプレイしてみたんですが、収録されているゲームはファミコンだけではなく、ゲームボーイやスーパーファミコンやメガドライブのタイトルもいくつかありました。

ミニファミコンはファミコンだけですが、こちらは4機種入っていてお得ですね!まあ、メーカーは偏っていますけども。 

 

しかし・・・

 

このレトロビットジェネレーションには深刻な問題がありました。

収録されているゲームの再現度があまりよろしくありません。

 ファミコンは一部音声が再生されなかったりします。

スーパーファミコンはゲームが少し早回しだったり遅かったりと散々ですね。

ゲームボーイとメガドライブは今の所あまり違和感ない感じです。ゲームボーイの音がちょっと割れて聞こえる気がしますけどもね。

許容範囲ではあるんですけど、ミニファミコンや任天堂のバーチャルコンソールやソニーのゲームアーカイブスとかと比べるとかなりお粗末です。

 

スーパーファミコンのゲームの処理が遅かったりするのは、ジャレコだからこんなだよなという思い出補正だと思いましたが違ったようで、このゲーム機の再現性の問題だったようです。

 

公式にメーカーとライセンス契約をしているみたいなので、この再現度だとまずい様な気がしないでもないんですけど、大丈夫なんでしょうかね?

 

期待していた燃えプロは音声合成が再現されていないので喋りません。これにはガッカリ。

あとエクセリオンやフォーメイションZの音声が酷い。タイトル画面では音声が鳴らず無音です。これも期待していたのにガッカリですよチクショーこのクソザコナメクジがぁー!!!

 

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エクセリオン

音声の再現度が悪くタイトル画面も無音。プレイには問題ないけど、ギャラガっぽい音が好きだったのになあ。

 

 

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フォーメイションZ

こちらも音声の再現度が酷くタイトル画面も無音。プレイに問題無いけど音が不完全って微妙ですね。音声はゲームの楽しさの大事な一部である事を実感。

 

 

 

まあ、再現性は若干微妙でしたが、レアなゲームも入っているんですよね。

 

ジャレコのファンタズムとかアイレムのホーリーダイヴァーなんてかなりレアです。

 

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ファンタズム

かなりのプレミアソフト。バーチャルコンソールで配信されてしまったのでプレミア感は少し薄れたみたいですが。おばけの主人公が敵に乗り移りながら進めていくアクションゲーム。カービィのコピー機能みたいな感じかな?かなり面白いです。

 

 

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ホーリーダイヴァー

劇レアソフト。悪魔城ドラキュラをかなり意識して作っただろうというゲーム。ただし、劇ムズ!悪魔城ドラキュラが可愛く見えてくるぐらいの難易度。

 

 

ホーリーダイヴァーなんて未使用の新品なら3万円ぐらいですし、中古でも1万円ぐらいします。これだけでも元が取れるっちゃ取れますけど。

子供の頃に悪魔城ドラキュラっぽくて気になっていたんですが、ついにプレイする事が出来ました。クソみたいな難易度でしたけど(笑)。元取るためにクリアしたろかいって思ってます。

 

 

さらにクソゲーの帝王と言われているメガドラのソード・オブ・ソダンもちゃっかりと収録されているじゃないですか!これには驚いた。

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ソード・オブ・ゾダン

クソゲーの帝王。めちゃくちゃ高い難易度。プレイヤーの移動速度がめちゃ遅くてジャンプした方が速い。前後から来る容赦のない敵の攻撃にあっという間にやられます。

当時買われた方・・・心中お察しします。

 

 

さて、レトロビットジェネレーションいかがでしたか?かなりお腹いっぱいになってしまったかなと思います。

 

ゲームの再現性は若干微妙でしたが、まあ問題ない物もあるしレアものもプレイ出来たしでまあよかったかなと思ってます。

忍者じゃじゃ丸くんやスーパーR-TYPEとか人気のあったゲームも入っていましたしね。

私がゲーム機本体を買った時はamazonで5000円弱ぐらいでしたので、許せる範囲です。

 

 
 
購入しようかな?と思っている方はニンテンドークラシックミニみたいなものを期待していると痛い目に合うので注意しましょう。
 
話のネタやマニアな方のコレクターアイテム的な感じですね。オリジナルゲームが内臓されたファミコン互換機とか好きな方は買ってみてもいいのではないでしょうか?
 

まだまだ海外の謎のメーカーのゲームとか紹介しきれていませんので、それはまた今度紹介したいと思います。

 

レトロビットジェネレーションをもっと知りたいマニアな方はお楽しみに。

 

↓次回レトロビットジェネレーション謎の海外メーカーソフト紹介記事はこちら↓