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1月28日は宇宙からの警告の日

 

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今日は何の日?

1月28日は宇宙からの警告の日

 

 

1986年1月28日、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げられ、発射74秒後に爆発し、乗組員7人全員が死亡しました。

 

作家・大江健三郎は『治療塔』の中でこの事故を「宇宙意思からの警告」と表現しました。

 

 

スペースシャトル・チャレンジャー(NASA型名 STA-099およびOV-099)はNASAが開発した25機目の有人宇宙船です。

 

名前の由来は1872年から1876年にかけて探検航海を行ったイギリス海軍のコルベット チャレンジャー号から。

 

初飛行は1983年4月4日のSTS-6で9回のミッションを成功させました。

 

しかし、10回目のフライトであるSTS-51-Lで打ち上げ74秒後に空中爆発し、機体は分解して大西洋へ墜落しました。

 

クルーには日系人のエリソン・オニヅカ、初の民間人宇宙飛行士で高校教論クリスタ・マコーリフ、二人目のアフリカ系アメリカ人宇宙飛行士ロナルド・マクネイアらが搭乗して大きな注目を集めていましたが7名全員が死亡しました。

 

打ち上げが成功していた場合は、高校教論クリスタ・マコーリフが宇宙から初めての授業を生中継する計画になっていました。

 

 

「宇宙からの警告の日」というのは、作家の大江健三郎が『治療塔』の中で「宇宙意思からの警告の日」と表現したものが広まっていったものです。

 

『治療塔』は人類が宇宙に行く話で、月刊誌「へるめす」で1989年7月号から1990年3月号に「再会、あるいはラスト・ピース」と題して連載されました。

 

核で汚染された地球を離れ百万人の選ばれし者達が別の惑星へ移住、そこには奇妙な建物があり、中に入ると若返り病気に強くなる事から「治療塔」と名付けられる。

その後選ばれし者達は古い地球を侵略し植民地にしようと企てるが…というのがこの小説のあらすじです。

 

 

スペースシャトル・チャレンジャーの爆発事故の原因を原因事故調査委員会が調べた結果、破損した部分から漏れたガスなどが原因で爆発を引き起こしたとされていますが、実際の事故の原因は今でも分かっていません。

 

爆発事故について様々な憶測が飛び交っていますが、その中には「人類はこれ以上宇宙に干渉するな」というメッセージなのではないかという憶測もあります。