今日は何の日?
9月21日はファッションショーの日
1927年、銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが開かれました。
フランス人の婦人デザイナーを招き、水谷八重子、東日出子、小林延子といった女優がモデルを務めたそうです。
モデルという職業はまだなかったからです。
当時はまだ洋服より着物が主流でした。
戦前、今のモデルの前身として「マネキン」という存在がありました。
諸説があるので、真偽は不明ですが当時欧米ではファッションショーのほかに、洋裁店(オートクチュールなど)にマヌカンを置いて顧客が注文する服のサンプルを見せるために服を着たマヌカンを歩かせていたそうです。
当時のマネキンは人形ではなく実際の女性に着させていたのです。
日本でも、マネキンと呼ばれる女性を百貨店の展示会で搭乗させていましたが、大正くらいから店内などで商品を展示するマネキン人形が使われ始めたようです。
当時モデルという言葉は絵画の「モデル」をさしていました。
本格的なファッションショーが始まったのは1933年に英字新聞の記者ドロシー・エドガースが企画した「ファッションショー」だそうです。
日本で本格的なファッションショーを行ったのは1935年で、杉野芳子さんのドレスメーカー学院が、日比谷公会堂で日本人によるファッションショーを開きました。