今日は何の日?
7月20日はハンバーガーの日~!
「ハンバーガーの日」は日本マクドナルドが1996年に制定しました。
1971年、東京・銀座の三越内に日本マクドナルドの1号店が開店しました。
この日、1万人以上の客がつめかけ、1日で100万円以上の売り上げを記録しました。
マクドナルドは、アメリカ合衆国に本社を置く、世界規模で展開するファーストフードチェーン店です。
世界店舗総数は2013年末時点で3万5429店舗あり、年間販売総数は15億食に及びます。
ファーストフードを含む外食産業で世界2位、チェーンストアではコンビニエンスストア最大手のセブン‐イレブンに続く2位です。
日本マクドナルドの創業者は藤田田で、英語の発音では「マクダーナルズ」でしたが、日本語として発音しやすい「マクドナルド」の名前を採用しています。
最初のマクドナルドはアメリカ合衆国・カルフォルニア州サンバーナーディノでマクドナルド兄弟が1940年に始めたものでした。
「スピード・サービス・システム」のキャッチフレーズと、工場式のハンバーガー製造方法、そしてセルフサービスの仕組みにより、第二次世界大戦後の1948年以降、特に有名になったそうです。
1954年にミルクシェイク用のミキサーのセールスマンで企業家のレイ・クロックが、ミキサーを売りに兄弟の店にやって来た時、マクドナルドの仕組みについて興味を持ちました。
特に興味を持ったのは客席の回転率が大変高く、相当数の客を次々とさばける事でした。
これにすっかり感心したクロックは、ミキサーのメンテナンスで食堂にやってきた時、システムをフランチャイズ形式にして、システムそのものを売る商売を始めてはどうかと勧めました。
しかし、「自分達のためにこの店をやっているだけで、フランチャイズをするつもりはない」と消極的でした。
クロックが交渉を粘った末に「兄弟はこの店以外干渉しない」「クロックはこの店に干渉しない」「マクドナルドという名とシステムはクロックが事業に使う」で合意。
兄弟が要求した契約金はかなり高かったものの、店の権利を買い取ってハンバーガーチェーンとして展開しました。
という事で、マクドナルドはマクドナルド兄弟がチェーン展開したのではなく、企業家のレイ・クロックが名前とシステムを買い取って、世界のチェーン店に展開させたものだったのです。
「ロナルド・マクドナルド」のキャラクターはワシントンでマクドナルドの営業をしていたオスカー・ゴールドスティンが発案したものです。
オスカー・ゴールドスティンはウィラード・スコットというクラウン(道化師)が所属するBozo's Circus (荒くれ男のサーカス)という名の出し物のスポンサーについていました。
この出し物が中止されると、ゴールドスティンはマクドナルドのマスコットキャラクターとして、ウィラード・スコットを雇い、キャラクターの名前をマクドナルドの名にちなんで「ロナルド・マクドナルド」と命名しました。
ウィラード・スコットはロナルド役で1963年から約2年間コマーシャルに出演しました。
ロナルドは求められていた役に比べて少々太り気味だったそうですが、このキャラクターが広告に出る事により、マクドナルドのチェーン店は米国全土に広がったそうです。
その後、ロナルド以外のキャラクターも開発されていきました。
日本ではロナルドは発音しづらい事から「ドナルド・マクドナルド」と呼ばれています。