今日は何の日?
6月14日はフラッグデー(アメリカ合衆国)!
1777年、「星条旗」を正式にアメリカ合衆国の国旗と定めました。
アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が入っていました。
しかし、独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼し、星条旗を完成させました。
第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日としました。
また、1914年にオリンピック大会旗が制定されたのもこの日でした。
星条旗は白線と赤線の組み合わせの13本の横縞があり、四角に区切られた左上部(カントン)には青地に50の白い星が配置されています。
白は purity(純粋)とinnocence(純潔),赤は hardiness(たくましさ)とvalor(勇気),青はvigilance(戒心)とperseverance(忍耐)とjustice(正義)を表しています。
また縞模様は独立当時の13の入植地を表し、星は現在の州を表しています。
星条旗の星は独立時の13個から、連邦が州に加わるたびに増やされて現在に至っているそうで、その度に、次の独立記念日に配置が変更されています。(だたし初期は除きます)
そのため、星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗ですが、現在の「50星」デザインはハワイが州に昇格した翌年の1960年から続いており、2007年7月4日にはこれまでの「48星」の47年間を抜いて最も長い期間使われているデザインとなりました。
現在のデザインは27代目なので、今までに26回デザインが更新された事になります。
国旗を縦に掲揚する場合はそのまま「時計回りに90度回して」掲げるというのが国際的なルールですが、星条旗の場合は例外で、左上部のカントンが常に左上にくるように「時計回りに90度回してから裏返す」のが正式な掲げ方になるそうです。
国旗の誤掲揚は国際儀礼上の非礼とされるため儀典担当者は神経を使うそうですが、星条旗の誤掲揚は最も頻繁におこる失態のひとつとなっているとの事です。