今日はチャップリンデー!
1889年のこの日、20世紀最大の映画監督であり、喜劇俳優であったチャールズ・チャップリンがイギリスで生まれました。
第1作のタイトルは「成功争い」、1915年からおなじみの「チャップリンの○○」シリーズが制作されました。
チャールズ・チャップリンとは、チョビ髭、ダブダブのズボン、ドタ靴、ステッキ、山高帽という独特のスタイルで社会を風刺し、世界的な人気者になりました。
代表作に「モダン・タイムス」「ライムライト」「黄金狂時代」などがあります。
代表作のひとつである「モダン・タイムス」はクルクル回る歯車に乗りながらネジを締めているシーンが有名ですね。
チャップリンは機械工場のベルトコンベアから流れてくる部品のネジを締める単調な仕事をしているうちに精神がおかしくなってしまい病院に送られてしまいます。
その後、病院を退院したチャップリンは偶然道で拾った赤旗を持っていたため、労働運動のデモ隊のリーダーと間違われてしまい警察に逮捕されてしまいます。
と、映画の最初のあらすじはこんな感じで文章にすると凄そうな内容ですが、資本主義社会や機械文明を笑いで表現した作品です。
この映画にはチャップリンの魅力がたくさん詰まっています。ダンスや歌を歌ったりするシーンもあり、コミカルな動きにチャップリンの虜になるかもしれません。
チャップリンは今までサイレント映画を撮り続けて来ましたが、この「モダン・タイムス」で初めて声を出したという記念すべき作品でもあります。
歌以外はサイレント映画ですがまったく飽きが来ず惹きこまれて夢中で最後まで観てしまうと思います。