今日は消防記念日~!!
1948年のこの日、消防組織法が施行されました。
明治以来消防は警察の所管だったのが、これにより「自治体消防制度」となり、各市町村に消防本部・消防署・消防団を設置する事が義務付けられました。
それを記念して2年後の1950年に国家消防庁がこの日を記念日としたそうです。
消防の火消しといえば放水ですが、昔の火消し屋(「め組」が有名ですが)は放水で消すというよりも家を破壊して消していたんですよ。
何で火消し屋が「「め組」って言うのかなって思いましたが、もともと火消し屋はいろは48文字を使った組で別れていたそうで、その中で有名な「め組」が使われているようです。「め組の喧嘩」と言われる江戸の相撲力士との乱闘事件で有名ですね。
昔の家は木造ですし江戸時代は家が密集していましたからね~。放水と言っても当時ホースとかポンプとかは無くて桶に組んだ水をかける程度でしたから、火の回りの早い木造ではとても間に合わなったのでしょう。
ですから放水で火を消すというより火元を破壊したり、火元の隣の家を破壊したりして広がりを食い止めていたんです。隣の家の人はたまったものはないですね。
火事と喧嘩は江戸の華って言いますから火事多かったんでしょうけど火災は何度経験しても恐ろしいものだったのでしょうね。