今日は何の日?
8月13日は左利きの日
左利きの日は、左利きの生活環境の向上に向けた記念日です。
1992年8月13日、イギリスにある「Left-Handers Club」という団体により、右利き用だけでない誰もが安全に使える道具を各種メーカーに対して呼びかけることを目的に提唱・制定されました。
この日を左利きの日として提唱した左利きの人物の誕生日だといわれていますが、人物の詳細は不明です。
しかし、世界的に8月13日が「左利きの日」であるにもかかわらず、日本はこの日は左利きの日ではありません。
これには8月13日が盆時期である為、日本に於いては記念活動等が困難である事が理由とされています。
日本では2月10日が「0210」を英語で「左」を意味する「レフト」と読めることから2月10日を「左利きの日」あるいは「左利きグッズの日」としています。
左利きの人間は右利きに比べ少数ですが、これは猿から人間に進化する過程で言語を使用する機会が増えた事によるものが大きいようです。
左脳は文字や言葉などを認識し、右脳は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を認識します。
これにより、言葉などを認識する左脳が制御する右半身、すなわち右手が利き手となる人間が増え、五感などを認識する右脳が司る左半身、左手を利き手とする人が少なくなっていったと言われています。
左投手の事を「サウスポー」と呼びますが、サウスポーの語源は野球用語からきています。
英語でサウス(south)は南を、ポー(paw)は動物の前足を意味します。
野球場は、午後の日差しが観戦の妨げにならぬよう、バッターからピッチャーを向く方向が東北東になるよう設計されるのが一般的でした。(但しその場合守備はやりにくくなる)。
このため左投手は南側の手(paw)で投球することになり、その事から左投手がサウスポーと呼ばれるようになったそうです。
また、このほかにもアメリカ南部出身のピッチャーに左投手が多かったためサウスポーと呼ばれはじめるようになったという説もあります。