みなさんご存知かと思いますが、先月15日に漫画家さくらももこさんが乳がんのため53歳で死去したことが27日に公表されましたね。
スマホで臨時ニュースが飛び込んできた時は「え?さくらももこさんってまだ若くなかったっけ?」と驚きました。
享年53歳。あまりにも若すぎる死でした。ご冥福をお祈りいたします。
没後に掲載された記事で知りましたが、乳がんを患ったのは2007年頃で、それから10年以上も極秘で闘病生活を続けていたんだそうです。
この頃は新聞紙面でちびまる子ちゃんの4コマ漫画を掲載していて、その後も作詞・作曲活動をされていました。
まさか、闘病生活を続けながらお仕事を続けているとは思ってもみませんでした。
作詞でちびまる子ちゃんと言えば、さくらももこさんが大ファンだった西城秀樹さんがちびまる子ちゃんの第一期のエンディングテーマで「走れ!正直者」を歌っていましたね。
さくらももこさんは西城秀樹さんが亡くなられた今年5月にブログで追悼を述べていましたが、奇しくも同じ年の8月に自身も死去する形になりました。なにか不思議な繋がりがあるような気がするのは私だけでしょうか?
さくらももこさんはたくさんの作詞をされていますが、やはり有名なのが「おどるポンポコリン」ですよね。
これめちゃくちゃ流行りましたよね~。
この曲が発売された1990年頃は、CDプレーヤーが普及した事と1989年末からの牛若丸三郎太の「勇気のしるし」、オヨネーズの「麦畑」、鷲尾いさ子と鉄骨娘の「鉄骨娘」などのコミックソングがブームになった流れにタイミングよく乗った事によって、特大ヒットにつながったのではないかと言われています。
売り上げ累計は190万枚だそうです。もう少しでダブルミリオン!すごい!
視聴率30%越えしていた、ちびまる子ちゃんの人気とともにおどるポンポコリンは子供から大人まで大流行し社会現象になっていましたね。
現在の漫画ちびまる子ちゃんの発行部数は3000万部以上だそうですし、大フィーバーですね。
おどるポンポコリンはオープニングテーマだと勘違いしていたんですが、ちびまる子ちゃんのアニメ放送が始まった1990年ではエンディングテーマだったんですね。
おどるポンポコリンのインパクトが強すぎて忘れてしまっていたんですが、初期のちびまる子ちゃんのオープニングテーマは「ゆめいっぱい」でした。
現在、 Amazonプライムビデオでちびまる子ちゃんが見られると知り、一話から見始めたのですが、オープニング曲が始まった時に「あ~っ!そうだ!オープニングテーマこれだったなあ!!懐かしい!!」と叫んでしまいました。
この歌を聞いてたらなんだか泣けてきました。なんで忘れちゃってたんだろう。すごくいい歌詞と曲ですよ本当に。
ちびまる子ちゃんも現在とかなり違いますね。昔から変わってないと思っていましたがこうやって見てみると現在のまるちゃんはまるくて本当にまるちゃんって感じですね。
絵を書いてみました。絵を書くのにまるちゃんをじっくり見て気づきましたが、まるちゃんの目は昔はすごく小さくて、髪の面積が今より多いです。そして現在のまるちゃんは前髪のギザギザが増えましたね。
ちびまる子ちゃんは今見ても初期の頃から面白いですね。Amazonプライムビデオで続けてずっと見ちゃってます。
ちびまる子ちゃんのアニメを見ていると、さくらももこさんが亡くなってしまったなんて嘘みたい。どこかでまだ生きていて、今も漫画を書いているんじゃないかと思えてきてしまいます。
ちびまる子ちゃんは今後もフジテレビで継続して放送されるようです。
このブログを書いている今日はちびまる子ちゃんが放送される日ですね。今回の視聴率は高くなるかもしれないですね。
ちびまる子ちゃんってずっと放送しているイメージがあったんですが、一度放送終了していたんですね。
とんでもない視聴率だったのに何でかなあ?と調べてみると、アニメ化が決まった段階でさくらももこさんが「どんな作品でも良い状態で続けられる寿命は3年、それ以上無理に続けても作品の質や価値が落ちるだけ」との持論から最長で3年と条件を出していたからなんだそうです。
1990年1月7日から1992年9月27日にかけて142話が放送され第1期の放送が終了しましたが、終了を惜しむ声が多かった事で次第に考えが変わったさくらももこさんが続編の制作を承諾し、1995年1月8日より現在まで放送が続いているそうです。
第1期が終了して第2期が始まるまで何のアニメを放送していたのかも気になり調べて見たら「ツヨシしっかりしなさい」でした。
おそらくちびまる子ちゃんを見ていた流れで「ツヨシしっかりしなさい」も見ていたはずなんですけどね~。なぜかこのアニメの記憶が抜け落ちていました。違う時間帯でやっていたような記憶があったんですけど不思議ですね。
初期のちびまる子ちゃんを見ていると、当時の学生の頃を思い出します。
遊んでいた友達と別れて家に帰ってテレビをつけると始まるちびまる子ちゃん。
ちびまる子ちゃんを見ながら『ああ、楽しかった日曜も終わっちゃったな~』と思い始めます。
もうすぐご飯だなあと思いながら、『あ~やべ~。宿題終わってねえ~。飯食べたらやらなきゃ~』とか言ってました。
そしてちびまる子ちゃんが終わる頃に『ご飯出来たよ~』と母に言われて、そのまま「サザエさん」を見ながら家族みんなで夕飯を食べるんです。
そして、ご飯を食べ終わって宿題をするかと思いきや、そのまま家族と話していると「キテレツ大百科」が始まるのでみんなで見ます。
その後、「象印クイズ ヒントでピント」が始まって家族と一緒にクイズを楽しむんです。
ヒントでピントが終わるとそろそろ部屋に戻って宿題するかと机に向かって教科書を広げます、「天才!たけしの元気が出るテレビ」が始まるのでそれを見ながら勉強です。
そして、元気が出るテレビが終わるともうこんな時間かと急いでお風呂直行!カラスの行水のようにあっという間にお風呂から上がります。
この時間辺りですかねえ。「あーまた1週間が始まるな~。学校行きたくねえ~。」って思いが込み上げてくるのは。
そして、いそいで上がったお風呂の後、「花王名人劇場」を見るんです。裸の大将がやっているとちょっとラッキーだったりしました。このドラマ好きでよく見ていましたね。
その後は、やっぱり「おしゃれ30・30」を見ますよね。今日のゲストは誰かな~と思いながら。
そろそろ眠くなってくる頃ですが、大好きな「衝撃的電影箱」というお笑い番組枠が始まるんです。前半は「ウンナンのSHA.LA.LA」で後半が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」が放送していました。ウンナンのSHA.LA.LAの枠はその後「進め!電波少年」になりました。懐かしいですね。
そして、やっと眠りにつくわけですが、ちょっとちびまる子ちゃんの話から脱線しすぎてしまいました。いつの間にか私が日曜に見ていた黄金のテレビ番組スケジュールになってしまいました(笑)。
まあ、最後に私は何が言いたいかというとですね、ちびまる子ちゃんを見ていたあの頃はテレビも自分も世の中もなんだがすごくキラキラ輝いていたんじゃないかな?って事です。
80年代とか90年代って今みたいにネットや携帯電話とかも普及していなくて不便な事もありましたけど、何て言うんですかね?いろいろ発展途上で良い感じに不便だったなあって思うんです。
調べ物するのも人づてに聞いたり本屋で調べたり、連絡するにも家の固定電話や外だったら公衆電話を探したり、テレビ見逃したら再放送を心待ちにしたりとか。
ちょっと不便だけどそれをやる工程が楽しくてワクワクしていたなあと思ったりしたんです。
こんな事を考えながら、昔は良かったって言ってる私はもう歳なんですかねえ・・・。
さて、私は90年代に戻ったつもりでAmazonプライムビデオのちびまる子ちゃんを見る作業に戻りたいと思います。
それではみなさん、今日はこのへんで。