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11月19日は緑のおばさんの日

 

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今日は何の日?

11月19日は緑のおばさんの日

 

1959年、通学する児童を交通事故から守るため、学童擁護員(緑のおばさん)の制度がスタートしました。


この日、東京都に初めての緑のおばさんが登場しました。

 

 

学童擁護員(がくどうようごいん)とは、小学校の通学路上に立ち、児童の通学における安全確保に当たる職員のことです。


女性の学童擁護員については、緑のおばさんという愛称があり、交通安全のシンボルカラーである緑色の制服や帽子を身に着けていたことに由来します。


英語ではロリポップウーマンといい、欧米で学童擁護員が持っている標識が棒付きキャンデーに似ていることが由来だそうです。


1959年11月19日に東京都においてこの制度が始まりました。


まだ女性の職場が少なかった戦後復興期に、寡婦の雇用対策として創設された職業でした。


創設当初、勤務時間は午前2時間、午後3時間で、日当は315円でした。1961年以降、各地に広がりました。


当初は臨時職員でしたが、1965年より東京都の正職員となりました。近年、その存廃が議論されています。


東京都以外にも、道府県によっては似たような役割を果たす地方自治体の臨時職員やボランティアがありましたが、存続について議論されたり、廃止されたりする例があります。


そのうちの一部には、交通安全の啓発活動などを行なうボランティア団体「交通安全母の会」の母体となったものもあります。

 


学童擁護院として働いている緑のおばさんは年収をもらっています。


年収は働いている自治体によって異なりますが、およそ800万円だそうです。


年収800万円は一般的なサラリーマンよりも高い値になります。


現在も昔と変わらず子供たちが通学する午前2時間・午後で3時間の勤務で、土日は学校が休みになるため週休2日制になっています。


午前2時間・午後3時間勤務で週休2日制で年収800万円ということは時給に換算すると1万円を超えることになるので、非常に高給取りな仕事と言えます。


しかし、中にはボランティアで活動している人もいるため、必ずしも全員がもらっているわけではありません。

 

 

学童擁護院は特に資格・経験は必要ないそうです。


ただし、自治体によっては募集概要に条件が記載されているところもあり、所轄の警察署で交通マナーや指導のやり方を受ける必要があります。


交通安全の基礎はしっかり学んでおかなければならないようです。


基本的に各自治体や教育委員会主体で募集されているそうです。

 


緑のおばさんは女性の雇用を増やすために設置されたものなので、母子家庭向けに募集をかけることが多い傾向があるそうです。


母子家庭は働きたくても採用してくれるところが少ないため、緑のおばさんでサポートしようという意味も込められています。


近年は「高給取り」と言われているところからPTAが自主的に行う、臨時職員・非常勤への切り替えが増えてきているそうです。