今日は何の日?
9月13日は世界の法の日
1965年、9月13日から20日までワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、国際間に法の支配を徹底させることで世界平和を確立させようと宣言されたことを記念しています。
世界の法の日が初めて提唱されたのは1961年、東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」でした。
その2年後の1963年アテネで開かれた「法による世界平和第1回世界会議」で可決され、第2回世界会議で「何人も正式な法律以外に支配されることはないようにしようという『法の支配』を国際間で徹底させることで世界平和を確立しよう」という宣言が採択されました。
この日とは別に、日本では1960年から10月1日を「法の日」と定めています。
当時の国際社会は、冷戦のもと、法の支配を重視することに意義が見出された時代だったそうです。
しかし、国際社会は、冷戦終了後アメリカの一人勝ちの状況のもとで、国連憲章をはじめとする法による支配でなく、「国益による支配」を優先する風潮が目立ってきているそうです。
21世紀の国際社会を、国際法によって支配するために各国や市民が努力することが、改めて大きな課題となっているとの事です。
ちなみに日本の憲法「日本国憲法」は第二次世界大戦後の1947年5月3日に施行されました。
その「日本国憲法」をベースにして現行の法律は定められています。
様々な法律は憲法に基づいて、憲法の範囲内に定めなければなりません。