今日は何の日?
8月10日は健康ハートの日~!
「ハー(8)ト(10)」の語呂合わせから日本心臓財団と厚生省(厚生労働省)が1985年のこの日に同財団の設立15周年を記念して制定しました。
夏の間に心と体をチェックして、心臓病の多発する冬に備える日とされており、健康チェックなどさまざまなイベントが行われます。
心臓は血液循環の原動力となる器官であり、血液循環系の中枢器官の事です。
みぞおちよりも上、胸から真ん中から少し左側にあります。
大人の心臓は重さがおよそ250~300gで、大きさはよく「自分の握りこぶし」程度と言われています。
なお、生まれたばかりの赤ちゃんの心臓は20~25gで、くるみぐらいの大きさだそうです。
心臓は1分間に70回動き、1日10万回、1年で3千6百万回、80年で28億8千万回鼓動しています。
1分間に5リットルの血液を押し出し、最短20秒で体を1周します。
心臓はきれいな血液を全身へ送り、汚れた血液を回収して肺に送ります。
さらに、心臓には電気信号を発生させ、それを素早く伝え、心筋を収縮させるシステムが備わっています。
これらのシステムによって、心臓のポンプは円滑に動いています。
心臓は右心房、右心室、左心房、左心室からなる4つの部屋に分かれています。
全身に血液を送るタンクとポンプは左側の左心房、左心室にあり、肺に血液を送るタンクとポンプは右側の右心房、左心室にあります。
厚生労働省によりますと、日本人の平均寿命は、男性が80.79歳、女性が87.05歳で、日本人の平均健康寿命は男性が71.19歳、女性が74.21歳だそうです。
平均寿命と平均健康寿命の差は、男性は9.6年、女性は12.8年になり、この期間を少しでも短くする事が、これからの日本の課題と言えるそうです。
日本心臓財団では、平均健康寿命の差を短くするための、よい生活習慣として健康ハート10ヵ条を提唱しています。
健康ハート10ヵ条
1 血圧とコレステロールを正常に。(太りすぎ、糖尿病には注意して)
2 脂肪の摂取は、植物性を中心に。
3 食塩は調理の工夫で、無理なく減塩。(1日、6g未満を目標に)
4 食品は、栄養バランスを考えて。(1日、30食品を目標に)
5 食事の量は、運動量とのバランスで。甘いものには要注意。
6 つとめて歩き、適度な運動。
7 ストレスは、工夫をこらして上手に発散。
8 お酒の量は、自分のペースでほどほどに。
9 タバコは吸わない。頑固に禁煙。
10 定期検診わすれずに。(毎年一度は健康診断)