いやあ~、夏ですね~。今日も相変わらず暑いです。
夏になると登場するのがセミですね。
そして、セミが登場してしばらくすると見られる光景が
力尽きて道路にあお向けになって落ちているセミです。
このセミの側を通ろうとすると・・・
夏の間に必ず1回は引っかかるのがこのトラップです。
私はこのトラップを「セミトラップ」と名付けています。
これがあるから、落ちてるセミの側を通るのがちょっと怖いんですよね。
落ちてるセミを事前に発見していれば、
「来るだろ?お前。近づいたらどうせジジジって来るんだろ?俺は知ってるんだぜ。」
と身構えられるので多少の恐怖は和らぐんですが、
気づかないまま側を通ったり、夜の暗闇で見えない時にジジジっとやられると
「ひええええーっ!セミトラップやられたぜ」
となってしまいます。
あいつら仲間と事前に打ち合わせして、
セミA「今日はあいつにトラップ仕掛けてやろうぜ!」
セミB「よし、じゃあ俺、あいつの側の道に落ちて待ち構えてくるよ!」
セミA「OK!わかった。ここで見てるからしっかりやれよ!」
ってな感じで短い一生の夏の思い出に遊んでいるんじゃないかと思ってしまいます。
ちなみにセミって一週間で死んじゃうって言われてますけど、もっと生きるって知ってました?
そういえば「八日目の蝉」ってタイトルの映画がありましたね。
子供を誘拐した女性の逃亡劇と、大人になった子供の葛藤を描く、2章で構成されたサスペンス映画です。
この映画、何度も見ちゃうんですよね。好きな映画です。
この映画で出てくる会話シーンに
「蝉って、何年も土の中にいるのに、地上に出て七日で死んじゃうんだって。かわいそうだよね」
「そうかな。ほかのどの蝉も七日で死んじゃうなら、別に悲しくないよ。もし自分だけ、八日目まで生きて、仲間がいなかったらその方が悲しいね」
とてもいい会話シーンですよね。
でも、セミから言わせれば
セミ「八日目の蝉?いやいや八日目なんて余裕っすから!一ヶ月ぐらい生きますから。土の中を含めたら七年ぐらい生きるんで、俺っちは昆虫界ではかなりの長寿っすよ!」
って思っているかも知れません。
いい映画のいい会話シーンを台無しにしてすみません。
話は変わりますが、セミの話ついでにもうひとつ私の少年時代にやってた馬鹿な遊びをひとつ紹介します。
友達とやってた遊びの「セミフック」です。
どうです?くだらないでしょう。これがセミフックです。
友達2人でお亡くなりになった落ちてるセミを集めておいて、学校帰りに何も知らないもう1人の友達に何匹セミをつけられるかを競う競技です。
友達と話しながら気づかれないようにセミをつけていくんですが、なかなかこれが難しい。私がつけられたのは3匹ぐらいですかね?ほかの友達は5匹以上つけていた気がしますが。
友達に気づかれたら終了ですが、気づいた友達にボコボコにされたりとなかなか競技後もハードでした。
一度やると友達が警戒するので同じ友達で競技を行う場合は一週間ぐらいおいてやったりしてました。
よい子のみんなはこんな遊び真似しちゃだめだぞ!
そういえば今年は、しょこたんってセミの抜け殻を頭にまとう儀式は行なったんですかね?
おしまい。