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8月2日はパンツの日

 

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今日は何の日?

8月2日はパンツの日~!

 

奈良の下着メーカー磯貝布帛工業(イソカイ)が自社ブランド「シルビー802」の商品名にちなんで制定しました。
後に、大坂の下着メーカー、オグランも「パン(8)ツ(2)」の語呂合わせから、この日を記念日にしました。
この日は、女性が好きな男性にパンツをプレゼントする日とされています。

 

 

パンツは下半身に穿く短い肌着を指し、ショーツ、パンティー、ブリーフ、トランクスなどと呼ばれます。

英語では男女を問わず「underwear」ですが、アメリカでは女性用・女児用のものを特に「panties」とも呼びます。

アメリカではズボンは通常「pants」であり、堅い言い方として「trousers」も用いられます。

 

日本では1970年代までは女性の下着を指す言葉として「パンティー」が一般的でしたが、1980年代後半ぐらいから男女・年齢の区別なく使われる「パンツ」が広く用いられるようになりました。

日本の下着業界では女性用・女児用を「ショーツ」、男児用は「パンツ」と呼称しています。

なお、英語で「shorts」というと半ズボンの意味になるので注意が必要です。

 

 

古くは下着は、適当な大きさに作られた布を腰に巻きつけたものが最初の下着であったと推測されています。

大きく分けて2つの種類があり、紐で腰に結びつけて股の下を通し、後ろで紐に通し固定するふんどし型のものと、胴回りに幾度も巻き付けてピンや細いベルトで止める腰巻き型のものがありました。

 

 

中世ヨーロッパでは、毛や麻などの目の荒い織物から、柔らかい綿などの平織りの素材で作られるようになり、またゆったりとした衣服のデザインが流行しました。

 

 

18世紀に入ると、プランテーションによる綿花の増産、自動機織機の開発、綿繰り機械の発明により、安価な綿布製品を大量生産する事が出来るようになりました。

家で手工場として作られたものではなく、工場で大量生産された下着を買う事が出来るようになったのはこの時代からでした。

 

この頃の一般的な下着は、男性、女性、子供を問わず、手首から足首まで覆うユニオンスーツであり、これには排泄時のために後ろに大きな窓がついていました。

 

また、18世紀の女性はステイズと呼ばれる後ろから身に着け、胴の前に紐で止める下着を身に着けるようになりました。

始めは1枚の布であったステイズは、厚めの布で作られるようになり、コルセットと呼ばれるようになりました。

 

 

男性のブリーフパンツが誕生するのは1935年頃で、当時は乗馬などをはじめとしたスポーツをする際に、陰部の揺れを防ぐために着用する股間用のサポーターがあり、これに目をつけたクーパーズ社が「ジョーキー」という名称で売り出したのがはじまりでした。

 

 

女性の現在のパンツが誕生するのは第二次世界大戦が終わった1950年代頃で、それまでは半ズボンのようなデカパンであったり、男性用のボクサーパンツのような下着でした。

 

 

日本において、パンツが定着し始めたのは昭和に入ってからで、昭和7年の日本橋の白木屋百貨店での火災が、日本で大衆にパンツが普及したおおきな要因だそうです。

デパートの火災当時は、着物の女性がほとんどで、下着は穿かず腰巻をつけていただけだったため、建物から救命ネットに飛び降りるのをためらって、多くの女性が焼死しました。

飛び降りると、着物がめくれ上がって下半身が見えてしまうためでした。

 

これによって国内では、「日本人はパンツを穿こう」という風潮になったそうです。

しかし、女性用のパンツの普及にはつながりましたが、男性は「男はふんどしを締めるべき」という考えが根強く残っていてパンツを穿く男性はいませんでした。

 

男性用パンツが普及して一般的になったのは、第二次世界大戦後の日本の欧米化によってからだったそうです。