今日は何の日?
7月22日はナッツの日~!
ナッツの日は日本ナッツ協会が1996年12月に制定し、1997年から実施しました。
「ナ(7)ッ(2)ツ(2)」の語呂合わせです。
かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子の総称を「種実類」といい、種実類のうち、木の実の事を一般的に「ナッツ」と呼びます。
種実類は、堅果、核果、種子の3つに大きく分けられます。
堅果は外側が非常に硬くなっているものの果実に属し、台座や帽子状のものに一部が全部おおわれている事が多く、クリやヘーゼルナッツなどが堅果に含まれます。
核果は果実の中心に一つの大きな核があり、ナッツとして利用する場合はこの核の中にある種子を食用にするもので、アーモンドやクルミ、ピーカンなどがこれに含まれます。
種子はそのまま種子を食べるもので、カシューナッツやブラジルナッツなどがこれに含まれます。
これ以外にも厳密にはナッツに属さない豆類にも、ピーナッツなどいくつかナッツとして扱われる種類もあります。
ナッツは豊富な栄養素を持っており、採取したものをそのままや、炒るなどの簡単な調理で食べられるものが多いため、貴重な栄養源として昔から重宝されてきました。
保存食や神事や催事などの供物にも利用されていました。
アーモンドの起源は非常に古く、4000年以前の地中海沿岸地方のヨルダンが原産と考えられていて、その後広く栽培されて中世頃までは王侯貴族や上流階級の人々だけの高級嗜好品だったそうです。
ナッツに対してアレルギーを持つ人は少なくありません。
ごく少量のナッツ成分を摂取したり、ナッツを使用している機器からの微量混入があっただけで重篤なアナフィラキシーショックを発症したりする事がありあます。
とくにラッカセイに対するアレルギーは有名で、乳幼児期にラッカセイを含む食事を与えるとラッカセイアレルギーを持つようになるとする説があります。
ラッカセイの成分を十分に消化する機能がまだない小さい子供の体は、ラッカセイを異物として処理してしまうからです。
ラッカセイはマメ科の植物ですが、ラッカセイにアレルギーを持っていても他の豆類でアレルギーをおこすとは限らず、他の種類のナッツのアレルギーを持つ人がラッカセイのアレルギーを持つとは限りません。