今日は何の日?
7月14日はフランス革命記念日~!
1789年7月14日、バスチーユ牢獄襲撃を皮切りにフランス革命の火ぶたが切られました。
フランスの国家「ラ・マルセイエーズ」は、この革命でマルセイユ市民がパリに向かって行進した際に歌われた曲です。
フランス革命記念日はフランスで行われる革命記念日の祝賀行事でフランスでは祝日になっています。
各地でダンスパーティーや花火大会など様々なイベントが催されていますが、首都であるパリの祭りが最も盛大なものなんだそうです。
日本ではこれをパリ祭りとも呼びます。
フランス革命は18世紀にフランス王国(ブルボン王朝)で起きた市民革命です。
世界史上の代表的な市民革命で、前近代的な社会体制を変革して近代ブルジョア社会を樹立した革命です。
絶対制末期の失敗に抗議するブルジョアや一部貴族に一般民衆が加わって起こされました。
バスチーユ牢獄襲撃に始まり、封健的特権の廃棄、人権宣言へと発展しました。
1791年に憲法が制定され、王政は廃止、ルイ16世は処刑されました。
その間、革命側の対立から恐怖政治となり、ロベスピールらが相次いで処刑となりました。
1795年、安定を求めて総裁政府が樹立されたましたが、1799年ナポレオンのクーデターによって総裁政府が倒れ、革命に終止符が打たれました。
当時のフランスには階級制度があり、大きく分けて聖職者、貴族、平民でした。
この階級制度はかなりの差があり、比率で表すと1:3:196になるそうです。
分かりやすくすると、1000人中、5人が聖職者、15人が貴族、980人が平民になります。
1000人いる中で裕福に暮らせている人達はたった20人しかいません。
働いても働いてもその日暮らしで裕福な生活を送れない平民。
それなのに聖職者と貴族達は免税など特別扱いされ、浪費を繰り返す。
これでは平民達の怒りがいつ爆発してもおかしくありませんね。
フランス革命の原因としてあげられるのはやはり一般市民の怒りが大きいようです。
今日はゼラチンの日・ゼリーの日でもあるのですが、これはゼラチンがフランス料理によく使われる事から、フランス革命の日を記念日としています。
また、ゼリーはゼラチンを主原料とするため、同様にゼリーの日も制定されたそうです。
日本ゼラチン工業組合が制定しています。