今日は何の日?
6月28日はにわとりの日~!
「に(2)わ(8)とり」の語呂合わせから、日本養鶏協会などが1978年6月に制定しました。
鶏卵・鶏肉の消費拡大が目的です。
にわとりはキジ科の鳥で、中国原産ですが、四系統ある野鶏、セキショク野鶏・ハイイロ野鶏・セイロン野鶏・アオエリ野鶏のいずれか複数の種が交雑してにわとりになったといわれています。
しかし、現在では分子系統学的解析によってセキショク野鶏もしくは亜種に由来する可能性が高いとの事です。
家畜として改良が重ねられ、種として確立したのは4000年前ほど前と言われています。
その後、世界に広がっていき、日本にも縄文時代頃に渡来していたそうです。
ただし日本では食用としてではなく、朝一番に鳴く声を目覚まし代わりとして飼われていたり、雄同士を戦わせる闘鶏用であったとされています。
その後、外国文化が入って来た事から肉もタマゴも食用として食べるようになり、やがてそちらの方が飼育の主目的とされるようになりました。
甲高い鳴き声で鳴くにわとりですが、あれは雄のにわとり特有のものです。
雌のにわとりは雄のにわとりのように時を告げることはほぼありませんが、産卵直後には「コッコ、コーコー」と多少は鳴く事があるそうです。
日本国内ではにわとりの鳴き声を「コケコッコー」と表現しますが、江戸時代では「東天紅(トウテンコウ)」と表現していました。
英語圏では「クックドゥードゥルドゥー」、フランスでは「ココリコ」、ドイツでは「キケリキー」、イタリアでは「キッキリキー」、中国語圏では「ウォ ウォ」と表現します。