今日は何の日~!
6月11日は雨漏り点検の日~!
本格的な梅雨のシーズンを前に、建物の雨漏りの点検をしようという事で、全国雨漏検査協会が1997年4月に、この日を記念日として制定しました。
全国雨漏検査協会は1995年に日本で初めて「雨漏検査をする専門団体」として設立された団体です。
住宅をはじめ、マンション、商業施設、ホテル、駅舎、変電所、学校等あらゆる建物の種別や構造にとらわれる事なく、当協会が認定した雨漏検査技師が検査をおこなっています。
全国雨漏検査協会によりますと、設立のきっかけは1990年、得意先の工務店と下請け業者の雨漏事故責任の仲裁に呼び出された事がきっかけだったそうです。
建築士として説明しても当事者が納得しないために誰が見ても納得する証明方法が必要となり、以前より温めていた雨漏検査のアイデア『光る液体を使って雨漏を再現させ雨の侵入口を特定する』を実践したところ評判となったそうです。
その後、この光らせて検査する方法は工法特許が取得できるかもしれないという事になり申請し、許可になるまでの間に中小企業家同友会での会合で発表したところ有志が集まって、雨漏検査団体の設立を行う事となり、雨漏検査の特許取得を機に『全国雨漏検査協会』が誕生したそうです。
協会の愛称として『家の病気である雨漏を診断する医者』という意味合いを込めて『HOUSE,Dr!』が決定され登録商標も取得したそうです。
日本各地で当協会の会員の方がハウスドクターの名に恥じない活躍をしているとの事です。
全国雨漏検査協会では、紫外線に反応すると青く光る検査液を使う新手法で、雨漏り発見に努めているそうです。