今日は何の日?
5月25日は広辞苑記念日~!
1955年のこの日、岩波書店の国語辞典「広辞苑」の初版が発行されました。
初版の編集には7年をかけており、登録語数は20万語で定価は2000円でした。
ちなみに、当時のコーヒーは1杯50円だったそうです。
広辞苑は元は、昭和初期に出版された博文館刊の「辞苑」で、第二次世界大戦後新たに発行元を岩波書店に変えて改訂作業を引き継ぎ、書名を「広辞苑」と改めて出版されました。
中型国語辞典としては三省堂の「大辞林」と並ぶ両雄で、携帯機器に電子辞書の形で収録されることも多い辞典です。
広辞苑は「一度収録した言葉は削除しない」という方針をとっていますが、改訂のたびに収録する言葉は増えていき第六版では24万語まで増えました。
製本の際に薄くて丈夫な新しい紙を作るために、紙にチタンが入っているそうです。
チタンを入れることにより薄くても透けない効果があるそうで、第五版よりも60ページ増えて重さもチタン入りのために重くなりましたが、厚さは僅かに薄くなっています。