今日は何の日?
5月5日はこどもの日~!
1948年7月に公布・施行された祝日法によって制定された祝日です。
「子供の人格を重んじ、子供の幸福を図るとともに母に感謝する」ことを目的にしています。
この日は、1954年の国連総会で採択された「世界こどもの日」でもあります。
現代では「こどもの日」として祝われる5月5日ですが、 この日はもともと五節句の端午の節句にあたります。
端午の端は「はじめ」という意味で、「端午」は5月最初の午(うま)の日のことでした。
それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。
「端午の節句」は、「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも言われます。
強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒(のき)につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願う行事です。
また、「菖蒲」を「尚武」という言葉にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」でもあります。
「こどもの日」は「みどりの日」と同様に「こども」とひらがなで書くのが正しく、「子供の日」と書くのは誤りだそうです。