今日は何の日?
4月19日は地図の日~!
1800年のこの日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したことにちなんでつけられました。
伊能忠敬は16年にわたって日本を計測して歩き、初めて実測による正確な日本地図である「大日本沿海実測全図」を完成させました。
地図の計測を始めたのが56歳の時だったというから驚きです。
計測方法はどんなものだったかというと、まず測量する地形に沿って測点を決めます。
測点に杭を打ち梵天と呼ばれるポールのような目印を立て、鉄鎖や間縄を使用し測点と測点の間を測りました。
杖先磁石という今でいう方位磁石のようなもので角度を測り、方位と距離を測りながら前に進み測量していきました。
なんだが難しい言葉が出てきて頭が混乱しそうですが、棒を立てていって縄を使ってその間を図っていったんですね。方位磁石で方位と距離を測りながら前へ進んでいったという感じでしょうか?
この作業を16年も続けていったのは本当に凄いですね。途中で心が折れなかったんでしょうか?
道は平坦な所ばかりじゃないですもんね。海だってあるし山だって登ったりしたでしょうし考えただけで気が遠くなりそうです。
完成した地図がこれです。凄すぎませんか?
現在の地図とほとんど変わらないものを大昔に完成させたのは本当に偉業ですね。