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2月5日はふたごの日

 

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今日は何の日?

2月5日はふたごの日

 

双子育児用品の専門店・ベラミが制定しました。

「ふた(2)ご(5)」の語呂合せです。

 

 

双生児は同じ母親の胎内で同時期に発育して生まれた2人の子供です。いわゆる双子のことであり、多胎児の一種です。多胎児の中では一番多い。

 

受胎時の受精卵の数により、一卵性双生児と二卵性双生児に大別されます。

 

出産の時には数分程度の時間差で産まれることが多いですが、中には数時間から数十日の間隔で生まれる場合もある(双子が一度の分娩で生まれるとは限らない)ので、誕生日・誕生年が異なってしまう兄弟姉妹もいます。

 

また日本では、かつて後から生まれた方を兄または姉、先に生まれた方を弟または妹として扱う慣習がありましたが、戸籍法上は生まれた順に記載する事となっています。

 

双子は多くの哺乳類(猫や羊、フェレットなど)で一般的に観察される出生形態の一つです。例えば牛の双子発生率は1%から4%程度あります。


ただし一般に犬猫の一腹の仔は双子等とは呼ばれず、単に兄弟として扱われます。
双子受胎時の困難さを克服できる、あるいは管理することが出来ればより高利益を確保できるため、双子率を上昇させる研究も行なわれています。

 

 

受精卵の多胚化による一卵性双胎(多胎)妊娠は偶然の産物であり、一卵性双生児の出生は遺伝やホルモン分泌量などの外的要因に影響をほとんど受けません(生殖補助医療(不妊治療)の種類によっては一卵性の発生確率を上昇させることもあります)。


古来より人種に関わりなく、1000組(1000分娩)に4組の割合で一卵性双生児が誕生します。


ただし、下記の双生児の出生頻度に見られるように、多胚化の発生機序に何らかの遺伝的要素が関係する可能性も近年では指摘されています。


また、肉用牛では卵分割技術を用いて一卵性双子を人為的に作出することも出来ます。

 

一卵性双生児は基本的に全く同じ遺伝情報(遺伝子型)を持っています。


そのため、性別や血液型等は基本的に(発生段階で変異がなければ)一致し、顔形もよく似ています。


一般に一卵性双生児の身体能力や学力の類似性は高く、さらに成長に従って遺伝的規定性の強い因子の発現量が増大するため、双生児間の類似度が上昇する傾向があります。


しかし同一のDNAを持つ一卵性双生児であっても、DNA情報は個々人の獲得形質に直接的な影響を与えることはないため、身体能力なども(似ていますが)個々人で異なり学校の得意科目やスポーツの得意・不得意が分かれることも多い。


胎児期から双子の各々は独自の成長をするため脳の発達過程も異なり、出生時には大脳皮質の形状も違うものとなっています。


食物アレルギーの有無・種別・度合いなども、既に離乳期の時点で双子の各々で異なっています。


また、一緒に育った一卵性双生児(MZT)と離れて育った一卵性双生児(離別双子;MZA)の体重類似度を調べると、MZTの相関係数は0.87、MZAの相関係数は0.69でした。


これは体重などの身体的特徴においては、環境要因が強い影響力を持つことを示すものです。


さらに双生児の成長に伴って遺伝子のメチル化などにより、個々の双子の絶対的な表現型の差は次第に広がるため、病気に対する抵抗力の差などは次第に大きくなっていきます。

 

また指紋も遺伝以外の要因が大きい為、良く似た形状の指紋にはなるが同一のものとはなりません。


よって、一卵性双生児の各々を生体認証(バイオメトリクス)で識別することもほとんどの場合で可能です。


一般に遺伝情報に左右されないものとして、ほくろ・あざの位置、虹彩や静脈パターンなどがあり、静脈認証などを用いた個人認証はまったく問題なく可能です。


また顔認証で一卵性双生児を識別することもできます。しかし、双生児以外では最も確実と言われているDNA認証では一卵性双生児の各々を個人認証することができません。

 

 

二卵性双生児は、多排卵のうち(異なる精子に)受精した二卵が、同時に子宮壁に着床した場合の双胎妊娠から誕生します。


二卵性双生児は同時に生まれて来る兄弟と同じ事なので一卵性双生児と異なり、遺伝情報は各々で独自のものです。


普通の兄弟姉妹と同じように性別や血液型等が異なる場合もありますし、顔形も通常の兄弟姉妹程度に似ることになります。髪質や肌の色がまったく異なる場合も多い。


日本の二卵性双生児出生率はかつて0.2%弱でした(一卵性より出生率は低かった)が、現在は0.4%以上になっています。

 

性別が異なる二卵性双生児を特に異性双生児といいます。


日本では異性双生児のことを「ミックスツイン」と呼称する場合も多い。


ただし、英語のmixed twinsは混血の親から生まれた双子を指し、異性双生児を指す英語はmixed sex twinsまたはopposite sex twinsです。

 

多排卵は妊婦自身や母方家族の二卵性双生児出産既往と相関があり、高ゴナドトロピン血症との関連が示唆されています。


ゴナドトロピンは経産により上昇する傾向にあり、経産婦が双子を出産する可能性は初産の場合よりも若干ながら高い。


遺伝子研究においては双子の両親のうち母親の持つ要因だけが二卵性双胎妊娠の発生に影響を与えます(父親側の要因が母体側に何らかの影響を及ぼし、多排卵を導くという可能性はありません)。


ただし二卵性双生児自身が双子を受胎する確率が一般よりどれぐらい高いのかについて、科学的根拠のある数字を示す文献は存在しません。


これは多胎家庭の系譜を厳密に調査することが出来ず、具体的な数値を算出することが不可能なためです。

 

 

なお、排卵された複数の卵子が受精する時期は必ずしも近接していません。


(同一月経周期内での)異なる時期・異なる性交による受精が発生(過妊娠)することがあります。


さらに珍しいことではありますが受胎時とは別の月経周期に妊娠中にもかかわらず排卵が生じ、受胎時期が異なる二人目を妊娠する(過受胎)こともあります。


短時間で複数の受精卵が生じた双胎妊娠と比べ過妊娠・過受胎では受胎時期が双子のそれぞれで異なっていますが、出生する子供が二卵性双生児であることに変わりはありません。


特に過妊娠で二卵性双生児を受胎することは比較的一般的に確認されるため、二卵性双生児の在胎週数は双子の個々でしばしば異なっています。