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11月14日はパチンコの日

 

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今日は何の日?

11月14日はパチンコの日

 

全国遊技共同組合連合会が1979年に制定しました。


1966年のこの日に同会が発足したことを記念しています。


また、1930年のこの日に名古屋でパチンコ店第1号の営業が許可されています。

 

 

パチンコ遊技機そのものは「パチンコ台」と呼ばれます。


ただし、「パチンコ」は通称であって、風営法上では「ぱちんこ遊技機」とひらがなで名称されています。


パチンコ設備を設けた遊技施設は、施設設立前に警察に営業許可を事前に求めなくてはなりません。


呼称で最も一般的には「パチンコ店」または「パチンコ屋」と呼ばれますが、パチンコ業界やパチンコ雑誌などでは「パーラー」・「ホール」と呼ぶ場合もあります。


店名にパーラーが入っている店舗も多数存在します。


このような遊技施設は、1930年に最初の店舗が開店し、その後第二次世界大戦時は不要不急の産業として一時は全面禁止となりましたが、終戦後に復活しました。


2009年現在、日本以外ではアメリカのグアムなどにパチンコ店が存在していますが賭博(カジノ)として位置づけられ規制を受けています。

また中華民国(台湾)では、法律上で禁止されています。

 


韓国では在日韓国人によってパチンコが持ち込まれ流行していましたが「人間を怠惰にして、人生を狂わせる」として、2006年からはパチンコにおいてそれまで利用されていた商品券の換金が停止、事実上の法規制となりました。

また、北朝鮮の平壌にもパチンコ店が存在しているそうです。

 


日本国内のパチンコ店で行われる営業は、法的には風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律で「設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業」として定める風俗営業で、遊技の結果で得た鋼球を賞品と交換され、パチンコ店から現金が持ち込まれている景品交換所で現金と交換される営業が行われます。


このような遊技施設は、18歳未満の者は営業所に立ち入ってはならない旨を入り口に表示するよう義務づけられるとともに、客として立ち入らせることを禁じられています。


パチンコ遊技施設は、現在ではギャンブル的要素を持ちますが庶民の身近な娯楽施設として都市や地方を問わず国内各地にくまなく存在しています。このために、多くの社会的問題を抱えています。


変わったところでは、2017年2月1日、九州で「P-ZONE」を展開する株式会社パラダイスが経営する複合型リゾートホテル「ザ パラダイスガーデン サセボ」(佐世保市)にて、パチンコホール「パラダイス」がオープンしました。


この店舗は日本人でも利用可能ですが外国人宿泊客をターゲットとしており、4ヵ国語(英語、中国語、韓国語、台湾語)で書かれた遊技台や機種の説明書を設置しているほか、営業時間はホテルのチェックインに揃えた16時から22時40分まで、また宿泊客に外国人がいない日は休業とするなど独特な営業形態を採っています。


パチンコ店以外では、ゲームセンターや露店などにてもパチンコ台が設置・運営されますが、この場合は鋼球と景品との交換は行われません。


以前は一定数の得点に到達すると景品が払い出されるマシンが多数存在しましたが、風営法の規制強化に伴い全て禁止となりました。


コンシューマ分野においては、中古のパチンコ台、パチスロ台を個人向けに売買する市場があり、また、このようなパチンコ台の特徴を模した玩具や、シミュレーションゲームとしてのビデオゲームもあります。

 

 

パチンコは、依存するとなかなか抜け出せなくなる「パチンコ依存症」という問題点があります。


精神医学においては行動嗜癖であり、「病的賭博(pathological gambling)」の一つとされます。

一般的には「ギャンブル依存症」とも呼ばれます。


パチンコの場合気楽に行けるためカジノより危険であると考えられており、カジノの問題より最優先でパチンコへの対策が喫緊の課題として浮上しています。


パチンコの大当たり時には脳から大量のβ-エンドルフィン、ドーパミンなどの神経伝達物質(脳内麻薬とも呼ばれる)が分泌されます。


このため一種の薬物依存に近い状態に陥り、パチンコに依存する恐れがあります。


心理学者のバラス・スキナーによるネズミを使った実験(スキナー箱)では「ボタンを押すと"必ず"エサが出る」仕組みより、「ボタンを何回か押していると、"ランダムに"エサが出ることがある」仕組みの方が、急にエサを出さなくなった場合であっても、ネズミは長い時間に渡ってボタンを押し続けることが判明しており、多くのパチンコ客が『ハマリ』に陥った場合でもパチンコを続けるのは、この仕組みで説明できます。


このパチンコ依存症は性癖や意思の問題として扱われたため、「治療できる」病気であることが理解されず放置され、治療行為が行われなかったために勉学や勤労への意欲を喪失した例や、さらに借金をしてまでパチンコにのめり込み多重債務や自殺といった悪循環に陥る例もあります。


多重債務に付けいる消費者金融や闇金融のありさまと併せて社会問題視(クレサラ問題)されました。


このことから、2005年頃から東京都遊技業協同組合などの業界団体でもパチンコ依存症に対する注意の呼びかけや問題解消のためのカウンセリングの紹介といった事業が始められています。


2006年からは日本全体の業界団体である全日本遊技事業協同組合連合会でも同様の取り組みを開始しており、パチンコ依存症は治療を要する「病気」であると共に、業界団体としても救済を必要とする問題と位置付けて5年間分の運営費1億円を負担、同依存症に対する研究を進めるほか、専門相談員の育成を行うとアナウンスしています。


また民間では女性用回復施設の「ヌジュミ」が活動を始めています。

 パチンコ業界主導の依存症対策には疑問を投げかけています。


回復者本人で精神保健福祉士が運営する相談カウンセリングセンター「横浜メンタルヘルスサポートセンター」も活動し効果を上げています。

 


元臨床心理士・タレントで作家の松岡圭祐は、小説『催眠』や『千里眼の教室』の中で、パチンコ依存症を以下のように表現しています。


パチンコ台は「大音量の音楽」「点滅するネオン」「回転するデジタルスロット」など複数の要素が絡む。
交感神経系優位で被催眠性の高い(熱中しやすい)人間をトランス状態の一種である、リラックス状態に陥れる。
大当り時に起きる高揚感を止められなくなり、浪費する傾向に走る症状。