今日は何の日?
8月7日はバナナの日~!
バナナの消費拡大を図るため、「バ(8)ナナ(7)」の語呂合わせから記念日とされています。
バナナは、すぐエネルギーになるカリウムがたっぷり含まれており、血圧を上げるナトリウムを排泄させる働きがあります。スポーツ食としても親しまれています。
バナナはバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称です。
バナナの事を日本では古くは芭蕉と呼んでいました。
原産地は熱帯アジア、マレーシアなどで、バナナの栽培の歴史はパプアニューギニアから始まったと考えられています。
日本では日清戦争の9年後の1903年に、日本統治下に置かれた台湾から神戸港に向けて、7カゴのバナナを移入したのがバナナ輸入の始まりだと言われています。
当時バナナは輸入制限が課せられていたため、一般人が入手出来ない高価な希少品でした。
1963年にバナナ輸入が自由化されると、安価な普及品へと変わっていきました。
2003年前後から、標高700m程度の高地で通常より長い70日程度の生育期間を経て栽培した食味の良いバナナが出回るようになり、「スウィーティオ」や「甘熟王」などのブランド化が進みました。
「バナナの木」と言われるように、高さ数mになりますが、実際には草本であり、その意味では正確にはバナナは果物ではなく野菜に分類されています。
バナナも花が咲きます。花は高く伸びた茎のような部分の「偽茎」と呼ばれる部分の先端から出て、下に向かってぶら下がります。
一般的に知られているバナナは緑色から黄色ですが、桃色から紫などの色のものもあるそうです。
収穫後時間が経過するにつれて皮の表面に浮かぶ黒い斑点状のものは「スウィートポット」や「シュガーポット」と呼ばれ、簡単な熟成のバロメーターとなっています。
スーパー等で売られているバナナの栽培種はキャベンディッシュと呼ばれ、世界で生産されるバナナのほぼ半数を占めています。
日本では主にフィリピンから輸入されています。
そのほかにも、ラカタン、レディ・フィンガー、シマバナナ、ブランテン、グロスミッチェルといった栽培種があります。
バナナは非常に身体によく、消化吸収に優れた食べ物です。
バナナ1本のカロリーは約110kcalと意外とヘルシーで、脂肪とコレステロールは0です。
神経や筋肉の機能を向上させる栄養素であるカリウム含有量が400mg、身体の免疫効果を高めるビタミンC含有量が10mg含まれています。
新しい細胞を作るのに重要な役割を果たすビタミンB6が1日の必要量の35%、骨の健康と生活習慣病の予防に役立つミネラル、マンガンは1日の必要量の15%前後を摂取する事が出来ます。
また食物繊維も豊富なため、お通じによく、空腹感を長く抑えてくれるという効果があります。