今日は何の日？
７月１５日はファミコンの日～！
１９８３年のこの日、任天堂が家庭用ビデオゲーム機「ファミリーコンピュータ」、略してファミコンを販売しました。
家庭用ゲーム機はそれ以前からも他社から発売されていましたが、現在の様にテレビゲームが広く遊ばれるようになったのは、このファミコンからです。
ファミリーコンピュータは、任天堂より発売されたテレビゲーム機です。
ファミリーコンピューターと表記される事がありますが、ターと伸ばすのは誤りです。
日本国内での略称・略記はファミコン・FCです。
日本国外ではNintendo Entertainment System(ニンテンドーエンターテインメントシステム)として発売されています。
略称はNESです。
また２０１６年には３０本のソフトを内蔵し、オリジナルの筐体を小型化したデザインで復刻したニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータが発売されました。
ゲーム＆ウォッチの事業を成功させた任天堂が、その利益を投入して開発したのがファミリーコンピュータです。
８ビットCPUを搭載し、ゲーム機本体のスロットに差し込むロムカセットを交換する事により様々なゲームを楽しむ事が出来ました。
当時アーケードゲームで人気を博していた「ドンキーコング」が見劣りなく家庭で遊べる程度の性能を目標に設定して開発されたそうです。
本体にえんじ色と白を基調としたカラー配置は、当初最も安価な部材だったためとよく言われていますが、実際のところは、えんじ色は当時の社長の山内傳が好きな色で、着ていたマフラーの色だったそうです。
そして、ファミリーコンピュータの名前は開発部の上村雅之が付けていますが、この名称を妻に伝えたところ、妻は「日本人はファミコンて略すに決まっている」と言ったそうですが、本当にファミコンと略されて呼ばれるようになりました。
コントローラが２つ備えられていますが、コントローラⅡにはマイクロフォンが搭載されています。
マイクの機能は将来的に新しい遊びの提案になる事を想定して遊び心で付けられたものでした。
しかし、音声認識機能は無く、ある一定以上の大きさの音声が入力されているかどうかをソフト側で判別するだけのものでした。
本体の製造時期によってオン・オフの判断が逆にされたため、ゲームに有効な形でこの機能を利用するのは困難だったといわれています。
本体と同時に販売したタイトルは「ドンキーコング」、「ドンキーコングJR.」、「ポパイ」の３本で、その後「五目ならべ 連珠」、「麻雀」も発売されてファミリーコンピュータの名前の通り、家族みんなで楽しめるラインナップになりました。
その直後、「マリオブラザーズ」が発売された後は２か月以上新作が途絶えましたが、アーケード版で実績のあるアクションゲーム移植作が４本あったため、雑誌評価では高評価を得ていました。
販売当初にプロセッサのバグの発覚による出荷停止があったものの、ファミリーコンピュータは徐々に人気化して１年間で３００万台以上を販売しました。
１９８５年に発売された「スーパーマリオブラザーズ」が発売され、大ヒットを記録して本体の販売にも大きく貢献し、ファミリーコンピュータはテレビゲーム市場に不動の地位を築きました。
１９８６年にはファミコンの接続機器、ディスクシステムも発売されました。
専用のディスクメディアに書き込まれたソフトウェアを読み込むことでゲームをプレイする事が出来ます。
ディスクメディアは「ディスクライター」という店頭に設置された書き換え装置を使う事でゲームの内容を別のものに書き換える事が出来ました。
書き換えの料金は通常１タイトル５００円で、新規にゲームを買うよりも安くゲームを楽しむことが出来ました。
ファミコンが販売されてから１年ほどは任天堂のみでカセットを販売していましたが、ハドソンやナムコなど徐々に他社メーカーが参入してきます。
我らの強い味方ジャレコは１９８５年２月１１日に「エクセリオン」で参入しています。
さあ、みなさん大好きなジャレコの時間がやってまいりましたよ～。
ジャレコがファミコンで出した全ソフトを掲載してみたいと思います。
ジャレコ ファミコンゲームリスト
１９８５年
エクセリオン ２月１１日 ４５００円
フォーメイションＺ ４月４日 ４５００円
忍者くん 魔城の冒険 ５月１０日 ４５００円
フィールドコンバット ７月９日 ４５００円
シティコネクション ９月２７日 ４５００円
忍者じゃじゃ丸くん １１月１５日 ４５００円
１９８６年
アーガス ４月１７日 ４９００円
じゃじゃ丸の大冒険 ８月２２日 ４９００円
チョップリフター １０月２３日 ４９００円
うる星やつら ラムのウエディングベル １０月２３日 ４９００円
ミシシッピー殺人事件 １０月３０日 ５２００円
１９８７年
妖怪倶楽部 ５月１９日 ４９００円
燃えろ！！ プロ野球 ６月２６日 ５５００円
バイオ戦士ＤＡＮ インクリーザーとの戦い ９月２２日 ４９００円
エスパ冒険隊 １０月９日 ５３００円
宇宙船コスモキャリア １１月６日 ４９００円
１９８８年
燃えろ！！ プロテニス ４月５日 ５５００円
伝説の騎士エルロンド ７月１５日 ５５００円
燃えろ！！ プロ野球’８８決定版 ８月１０日 ５８００円
マニアックマンション ９月１３日 ５５００円
西遊記ワールド １１月１１日 ５５００円
燃えろ！！ ジュニアバスケット １１月１１日 ５５００円
中国占星術 １１月２９日 ５９００円
燃えろ！！ プロサッカー １２月２３日 ５８００円
１９８９年
じゃじゃ丸忍法帳 ３月２８日 ５８００円
新燃えろ！！ プロ野球 ７月１３日 ６３００円
落っことしパズル とんじゃん！？ ９月２９日 ５６００円
寺尾のどすこい大相撲 １１月２４日 ５９００円
ピンボールクエスト １２月１５日 ５６００円
ザ・ロード・オブ・キング １２月２１日 ５６００円
１９９０年
じゃじゃ丸撃魔伝 幻の金魔城 ５月２９日 ５９００円
燃えろ！！ 柔道うおりあ～ず ６月２９日 ５６００円
燃えプロ’９０感動編 ７月２７日 ６５００円
マジックジョン ９月２７日 ５６００円
ふしぎなブロビー １１月２８日 ５９００円
西遊記ワールド２ 天上界の魔神 １２月７日 ５６００円
メタルフレームサイバスター１２月１４日 ５９００円
１９９１年
忍者じゃじゃ丸銀河大作戦 ３月２７日 ５９００円
燃えプロ！ 最強編 １１月２２日 ６７００円
つるピカハゲ丸 １２月１３日 ６３００円
１９９２年
ピザポップ １月７日 ６３００円
プラズマ・ボール ３月２７日 ６３００円
闘魂倶楽部 ３月２７日 ６３００円
ゴール！！ ９月２５日 ６３００円
妖精物語 ロッド・ランド １２月１１日 ６５００円
１９９３年
ＵＳＡ アイスホッケー ＩＮ ＦC ２月２６日 ６３００円
めざせ！ トッププロ グリーンに賭ける夢 ３月５日 ６５００円
ジャレコ ファミコンディスクシステムゲームリスト
１９８６年
ナイト・ロアー 魔城の狼男 １２月１９日 ３２００円
１９８７年
風雲少林拳 ４月１７日 ３２００円
モンティのドキドキ大脱走 ７月３１日 ３２００円
１９８８年
ドルイド 恐怖の扉 ３月３日 ３２００円
風雲少林拳 暗黒の魔王 ４月２２日 ３２００円
らじかるぼんばー！！ 地雷くん ７月２９日 ３２００円
ビッグチャレンジ！ 柔道選手権 ８月１０日 ３２００円
ビッグチャレンジ！ ドッグファイトスピリット １０月２１日 ３２００円
１９８９年
ビッグチャレンジ！ ガンファイター ３月２８日 ３２００円
ビッグチャレンジ！ ＧＯＧＯボーリング ６月２３日 ３２００円
以上、ジャレコの最強ファミコンソフトラインナップでした～。
またね～！さよ～なら～。
