今日は何の日?
5月19日はボクシング記念日~!
ボクシング記念日は2010年に日本ボクシング協会が制定しました。
1952年のこの日に開かれたボクシング世界フライ級タイトルマッチで、挑戦者・白井義男がチャンピオンのダド・マリノに判定勝ちしました。
日本初のボクシングチャンピオンの誕生です。
当時、白井義男は30歳、遅咲きの栄光でした。
その後、白井義男選手は4度の防衛を果たしました。
湯川秀樹博士のノーベル賞受賞、古橋広之進選手の水泳自由形世界新記録と並んで、敗戦でショックを受けた日本人の心に希望の灯をともしました。
ボクシングの歴史はかなり古く紀元前4000年頃の古代エジプトの象形文字から軍隊で使われていたのが判読されています。
クレタ島の紀元前3000年頃のエーゲ文明の遺跡からも、ボクシングの図が書かれた壺が発見されているそうです。
古代ギリシアのエーリス地方、オリュンピアで行われていた古代オリンピックでは、第23回大会からボクシングが正式種目となりました。
この時代は全裸にオリーブ・オイルを塗り、拳に皮のバンテージのような物を包んだグローブを着用していました。
腕や肘にも攻撃することが出来たようで、ラウンドなどは無く、どちらかが戦闘不能かギブアップするまで行われました。
この大会は第38回まで続けられたそうです。
ボクシング記念日である5月19日には、毎年「ファン感謝イベント」が開催されています。
「ボクシングの日」の第1回イベントでは後楽園ホールに現役を含めた歴代世界王者38人が集まり、プロボクシング・世界チャンピオン会の発足式が行われたそうです。